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マンスリーアーカイブ 10月 2009

舌苔

初めまして、前原です。 鍼灸専門学校の一年生です。 (学生なのでまだ患者さんを診ることは出来ません。) 一鍼堂で修行をさせていただいています。 専門学校に入学する前は、 特別養護老人ホームで介護福祉士をしていました。 そこでは、利用者さんの口腔ケアに力を入れていたのですが、 口の中の状態について不思議に思っている事がありました。 それは・・・・、 舌苔(ぜったい)です。  舌苔は舌の表面につくコケ?なのですが、 細菌の集まりであるとされ、 誤嚥性肺炎の原因になると言われています。 毎食後、舌用のブラシを使ってケアをしていたのですが、 これがなかなか取れないんですね。 しかも、舌の汚れている利用者さんは、決まっているんです。 舌苔の色や、質感、ケアする時の苔の取れ易さ、 も、一人一人違います。 毎回ケアすれば、少しずつでもきれいになる!と思っていたのですが・・・。 鍼灸師になる勉強を始めて、 舌には体の情報が現れている事を知りました。 舌の状態を診る事で、体の不調を知る事が出来るそうです。 舌診(ぜっしん)と言うそうです。体の不調が舌の表面の苔に現れているんですね。 つまり、体の不調が治らなければ、舌はきれいにならないという事になります。 眼からウロコでした。 また、舌をきれいにする!と、口腔ケアをしていましたが、 そもそも、きれいな舌とは、どういう状態なんでしょう。 舌がどういう状態だと、どういう体調なんでしょう。 疑問はいろいろとあるので、 舌診について勉強していきたいと思います。

おや?

気付けば ブログのアクセスカウンターが10万件になろうとしています。 はっきり言ってびっくりです。 専門的な内容ではっきり言って ”おもしろい”ブログではないと思うのですが これだけ多くの人に読んで頂けているんですね。 アクセスカウンターによると 1日200人ぐらいの方が来ていただいているようです。 唐突ですが 10万件目の方は1回分の治療費をおまけします。 たった今決めました。 証拠に100000のアクセスカウンターを携帯の写メールでも いいので撮影して 受付にお見せ下さい。 割引きとか クーポン券の類いは個人的に大嫌いなんですが 今回ばかりは良しとしましょう。 一鍼堂を応援してくれている患者さまへの小さな 小さな恩返しです。 私、見たけど撮影し忘れたっていうのは無効ですからね。 ちゃんと撮っておいて下さい★   林玄一

写真公開

8月に休みを少し頂きましたので 沖縄に行ってきました。 その時に撮った写真です。 恥ずかしながら 仕事で東京と大阪以外に 行く事がほぼないので 良い息抜きになりました。 持って行ったカメラはLeica MP ズームもフラッシュも無く、ピントもマニュアルのカメラ。 でも苦労して撮る一枚はその時の 光と影を絶妙に写し込んでくれるので僕の良き相棒です。  林

{受付日誌}「ハロウィンなんて日本関係ないじゃない」

受付にあるハロウィンの折り紙を見て 「ハロウィンなんて日本関係ないじゃない(^^)」 と患者さんに言われたので 「じゃあお墓を折れば良かったですね(^^)」 と提案すると 「それはちょっと、ねえ?(^^)」 と言われました。こんばんは、受付です。 特にイベントはありませんが、カレンダーの折り紙がハロウィン仕様になりましたのでご報告です。遅くなりまして申し訳ありません(え?期待してない?まあそう言わず…) 受付からのお願いです。 ☆再診の予約や、予約日時の変更をされる方☆ お名前とご一緒に、担当者名も一緒に仰って頂けますでしょうか? 施術者によって勤務時間が変わって参ります。 スムーズな対応をさせて頂くためにも、ご協力お願い致します(^^) 「担当者の名前がわからない!」場合は診察券をご覧下さい。右上に担当○○と書いております♪

養生指導【果物】

どうも、下野です。 台風が発生し、大阪も木曜日に影響がありそうです。 みなさま、十分気を付けて下さい。 では今回は、養生指導【果物】について お話し致します。 果物はビタミン豊富で、病気や生活習慣病、美容に効果があると 言われており、1日200gの摂取が推奨されているようです。 また「お菓子では太る」と、 おやつ時に食べられる方もおられるようです。 そんな果物ですが… いくら身体に良いとは言え、食べ過ぎると 逆効果になってしまいます。 東洋医学では、果物の様な生の物や冷たい物を摂り過ぎると、 寒湿の邪が脾胃の陽を損傷させると考えます。 その結果、湿が体内に滞り様々な症状を出してきます。 例えば 頭が重い、食欲減退、げっぷ、身体が重い、浮腫。 女性であれば、帯下(おりもの)がみられます。 果物を多く摂るようになってから これらの症状が出ている方は、なるべく控えて頂くか 量を減らして頂いた方が良いと思います。 そのまま同じ様にしていると、体の負担が増大し、 病名がつくような疾病にもなりかねません。 良いと言われてるものでも、 過度になりすぎると逆効果ということが多くあります。 何事もほどほどが一番と言う事です。 気を付けて下さいね。 今後も、養生指導【食べ物編】を色々ご紹介していこうと思います。 では。 下野

『五行』解説 心ー脈

こんにちは、 スタッフの新川です。 日中は暑い日が続きますが、 夜中は予想以上に冷えることが 多くなっております。 徐々に秋めいて参りました。 今回は心ー脈の関係についてです。 心は血脈を主る 血脈とは、気血が運行する通路です。 その通路である脈と心は接続しており、 血液が外に漏れないよう 『血府』というはたらきを行っております。 血自体も心が関与している事から、 血脈と心の関係は非常に深い と考えられております。 しかし、 血に関与しているのは、 心の作用だけではないのです。 ここが東洋医学のおもしろくて奥が深いところです。 詳しい説明は避けますが、 他に、肺、脾、肝(五臓のうち四臓!)から 調整を受けております。 ほとんど全部じゃないか と思ってしまいますが、 それだけ 血(血が流れる為の通路である脈も含めて) が大事なものであることが分かりますね。 参考文献:『鍼灸学[基礎編]』  東洋学術出版社      『臓腑経絡学』     アルテミシア 

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