宮村です。
今回は臓腑弁証の脾・胃病弁証の
胃虚不納について勉強した内容を書いていきます。

胃虚不納
胃気が虚弱なために水穀を受納・消化・分解する機能が
低下するという病理変化で、胃気の虚と胃陰の虚、
その他に胃気が虚弱なために水穀の受納に異常が生じたものも含まれる。

胃気の虚
胃は水穀の海であり、営衛気血を化生する。
したがって胃気が旺盛であれば五臓はみなその恩恵を受ける。
胃気虚弱の原因は、もともと虚弱な体質であったもの、
労倦のために気を損傷したもの、食生活を不摂生したもの、
大病や長患いのために胃気を損傷したものなどがある。
胃気が虚弱になり受納機能が減退すれば、
食欲不振、食べ物の味がわからなくなる、
消化機能が低下すれば少し食べただけで食滞になり
和降機能に障害されるので
胃脘部の支え・胸やけ・げっぷなどの症状が起きる。
水穀の消化、分解に異常が発生すれば
脾気の昇清機能も妨げるので、
軟便、小便、が清澄で量が多い
精神疲労・四肢に力が入らない
舌淡脈弱などの脾虚症状が現れる。

胃陰の虚
胃の津液が不足したために陰が陽を制御できず、
潤いがなくなるという病変である。
燥熱の病邪を外感して胃の津液が消耗されたり、
気持ちが塞がって気鬱になり、火に変化して胃を焼けば
いずれも胃陰が欠損する。
胃陰が不足し潤いがなくなれば、
食欲不振、空腹感はあるが食べたくない、干嘔、しゃくり、
などの症状が現れ、ついには胃に灼熱間と疼痛が起きる。
また津がなくなり全身になくなれば、
咽喉が乾燥する、大便が固くなって出ない、
胃陰が不足すれば陰は陽を潤すことが出来ないので
体内に虚熱が燃え上がり、
微熱、心煩、舌が光って潤いがなくなる
脈細数などの症状が現れる。


参考文献:
『東洋医学概論』 医道の日本社
『針灸学 基礎編』  東洋学術出版
『中医病因病機学』  東洋学術出版

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

宮村

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here