マンスリーアーカイブ 1月 2007

最上のもの。 

過去にホームページの日誌に書いたものですが、 紹介いたします。 信は、この世において最高の財である 徳をよく実行したならば、幸せをもたらす 真実は、実に諸々の飲料のうちでもすぐれて甘美なるものである 明らかな智慧によって生きる人を、最上の生活と呼ぶ (地から)上昇するもののうちでは種子が最上のものである (空中から)下降するものどものうちでは、雨が特にすぐれている 歩み行くものどものうちでは、牛が特にすぐれたものである 語る人々のうちでは、子が特にすぐれている            岩波文庫『神々との対話』より    最後の一文、まさに言い得て妙である

自帰依自灯明、法帰依法灯明 ~釈迦の遺言~

自帰依自灯明、法帰依法灯明 「法を拠りどころとし、自己を拠りどころとせよ 法を灯(ともしび)とし、自己を灯(ともしび)とせよ」 過去の日記より。 釈迦の遺言とあります。出典は不明です。 大変、深い言葉です いつもこの言葉が僕の心にありましたので 紹介いたします。 東洋医学は人の体を小宇宙とみます 法とはこの世を動かす大きな法則のことですね 我々、鍼灸師は自己、一つの小さな生体の中に この世の大きな法則の縮図を見い出します 人も宇宙と同じなのだぞと言っているのですね 科学などの世界でも細かいところを研究していくと 原子など行き着く先はでは宇宙と同じ営みが 見えてくるのを知っていますか 人は所詮動物 自然界の法則に法って生きています 治療とはその向きを正すこと。 この自帰依自灯明、法帰依法灯明の解説で 自己を拠り所とせよということを誤った捉え方をするものが 多いので注意が必要です。 万物の法則が我々の体にも反映され、いやその法則そのものであり、 我々自身を内観するときに あらゆる真理がそこにこそ 見てとれるではないか。 それこそが悟りの感覚や あらゆる芸術家が体感する境地であると私は鍼を持ち 日々リアルに感じております。 自分を信じろなどというエゴや単純なものではありません。 非常に重要ですね。 東洋医学の昔の図をみるとそのことが 描写されていて面白いです。 体の中に宇宙そのものが書かれており、 星々があり、 田んぼや農夫がいたり 池があったり、童子がいたり、 川の流れのようなものがあったり。 興味のある方はまたどうぞ。 一鍼堂にもそのような図を展示しております。 鍼をもち 天地にふれ 法を教わります。 えらく宗教的になってしまいました。 これに勝るものはなく これを一つ目とします。

初めての書き込み

初めて書きます。 タイトルにもあるように東洋医学のこと 鍼灸のこと 日常のことを書いていこうと思っています。 どうぞ宜しくお願いします。 誰に?? よくわかりませんが、まぁ、そんな心持ちです。 今日は 僕の家族を紹介します。 めねぎです。 こいつと出会ったのは、去年の夏、 我が弟がハムスターを飼っていて、 子供が生まれてどうしようもないところを引き取ることになりました。 名づけの親は我が相方。 とある寿司屋で「めねぎ」というネタが好きで、 行くとそればかり食べているのですが、 そこから付けたとのこと。 よくわからない理由ですが。 こいつと一緒にいるうちに、どうも愛らしく思うようになってきて 今では大事な家族。 そんな彼を今日は紹介します。 僕は 鍼師  鍼をもって生き 鍼をもって死んでいこうと 心に決めています。 そんな僕も宜しく。 <ジャンガリアン・ブルーサファイアのめねぎ>

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