将棋
【将棋】変則的な穴熊囲いに囲った先手玉。硬固な守りに見えますが、
実は大きな隙があります。どのような隙があるのでしょう?(答えは下)

下積み修行中の大原さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。


修行生の大原です。
春らしい温かい日が多くなってきましたが
まだ寒さを感じる日もあります。
季節の変わり目、皆さん体調を
崩したりしてませんでしょうか。

春になって陽気が出てくると、
冬の緊張が解き放たれるせいか、
眠気を感じる人が多いかと思います。

さて、「不寐(ふび)」とは日常的に
正常な睡眠を得ることができないことを
特徴とする病症をいいます。
別名を「失眠」「不得眠」
「不得臥」「目不瞑」ともいいます。

睡眠は、体の機能を陰陽で分けた場合には陰に属し、
神(情志など精神活動を統括する機能)が主ります。

したがって神が安らかであれば眠ることができ、
神が安らかでない場合は眠ることができません。
その原因は、営気の不足または
邪気による撹乱であり、
すなわち、虚証または実証に大きく分けられます。

以下に、具体的な病機をまとめます。

●思慮労倦・心脾損傷
過労やストレスにより心が損なわれると
陰血も損傷するため、精神が蔵守されず
神志異常となる(神不守舎)。
また、脾が損なわれると食欲が減少し
生化の源が欠乏するため、営血が不足して
心を濡養することができず心神不安がおこる。

●陽不交陰・心腎不交
体質が虚弱な人や慢性病の人は
腎陰の不足により心を濡養することができず
腎水が心火を抑えられなくなるため
心陽が単独で上ぼり不寐がおこる。

●陰虚火旺・肝陽擾動
情志による損傷を受けると
肝は条達を失い、気が鬱して伸びやかにめぐらず、
火が生じて上炎する。

●心虚胆怯・心神不安
心や胆の弱りによって
決断力が失われると物事に驚きやすくなり、
心神不安が生じる。

●胃気不和・夜臥不安
飲食の不摂生により腸胃が損傷を受けると
宿食が停滞して痰熱を生じ、
痰熱が中焦から上部へ妄動するために
胃気不和が起こり、安眠が得られなくなる。

以上の病機から、導かれる主な弁証としては、
肝鬱化火、痰熱内擾が実証として挙げられ、
虚証では、陰虚火旺、心脾両虚、
心胆気虚が挙げられます。

将棋
【答え】「角頭」が隙となっています。ここには先手の駒が何も効いておらず、ここから桂馬で王手をされると、先手玉は王手を回避できずに詰んでしまいます。角は強い駒ですが前には進めないため、角頭は
隙になりやすいです。

参考文献:
『中医内科学』 東洋学術出版社
『中医病因病機学』 東洋学術出版社
『基礎中医学』 燎原

*画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
ぜひ参考文献を読んでみて下さい。

大原

 

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here