下積み修行中の宮村さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。



修行生の宮村です。
墓参りに和歌山に行ってきました。
和歌山城に小さな動物園があります。
子供の頃よく墓参りの帰り寄り道したのですが、
なつかしく久しぶりに寄り道してしまいました。


前回に引き続き気血弁証を紹介します。
今回は血病弁証の血瘀証について勉強した内容を書いていきます。

血虚証
血虚とは、血液が虚して不足したために、
臓腑・経絡が滋養されなくなって
起きる病理変化です。
栄養不足で水穀清微が充分でないために、
血液を生成するための原料が欠乏したり、
脾胃が虚弱で水穀清微を消化、吸収できず、
気血を生成する能力が減退したり、
考え過ぎて過労、寄生虫から清血を消耗したり、
大量出血したりすれば、
いずれ血虚の重大な原因となる。

【臨床所見】
血虚の症状はいずれも濡養を得られないことから起こる。
血虚となり顔面や頭、目に栄養が届かなくなると、
眩暈、目のかすみ、顔面蒼白か萎黄色、
唇や舌が淡白になるなどの症状が現れる。
心血が不足し栄養を得られなければ
動悸、怔忡、不眠、健忘などの症状が現れる。
経脈に栄養が行き渡らなければ
手足のしびれ、筋肉の痙攣などが現れる。
血が肝を滋養できず肝気が鬱滞すれば、
脇痛、目のかすみ、視力減退などの症状が現れる。
女性の場合は衝任脈が空虚になるので、
経血量が減少して色が薄くなったり、
経血が枯渇して無月経になったりする。


参考文献:
『東洋医学概論』 医道の日本社
『針灸学 基礎編』  東洋学術出版
『中医病因病機学』  東洋学術出版

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

宮村

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