下積み修行中の王くんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り応援してやって下さい。


こんにちは、王です。

今回は神経系について解説していきます。

神経系はその機能の中心になる中枢神経系と、
中枢と身体各部を連絡する末梢神経系とに分類されます。
中枢神経系は脳と脊髄よりなります。
末梢神経系は身体の運動や感覚機能を司る体性神経系と、
循環・呼吸・消化などの各種の自律機能を司る自律神経系
分類されます。
体性および自律神経系のいずれも、末梢の感覚受容器からの
情報えお中枢神経系に伝える求心性神経と、中枢神経系の指令を
末梢の器官に伝える遠心性神経よりなります。

体性神経系の感覚性神経は、皮膚や骨格筋・関節や各種感覚器からの
情報を伝えるので、感覚神経(知覚神経)と呼ばれています。
体性神経系の遠心性神経は、骨格筋を支配し、運動神経と呼ばれています。
自律神経系の求心性神経は、各種内臓の情報を伝えるので、
内臓求心性神経と呼ばれます。
自律神経系の遠心性神経は、さらに交感神経副交感神経に分けられ、
いずれも内臓諸器官を支配しています。

神経組織は神経細胞(ニューロン)とその支持組織から成り立っています。

1 ) ニューロン

ニューロンは基本的に、細胞体と樹状突起、一本の長い軸索によって構成されます。
軸索の終末は神経終末を作ります。
ニューロンは刺激によって興奮し、その興奮を伝える働きをします。
身体の多くの細胞は生後も分裂して増えていくが、ニューロンは胎児の間に
さかんに分裂・増殖して、生後の早い時期に分裂を止める特徴があります。
ニューロンの形や大きさは多様であるが、他の細胞と同様に、
核や細胞質などの細胞内容が細胞膜で包まれています
細胞の中はタンパク質からなる細胞骨格で満たされます。
ニューロンの細胞体には通常多数の突起がみられます。
この突起は機能的に一本の軸索と数本の樹状突起として分類されます。
ニューロンが受け取った情報は、軸索を伝わり(伝導)、軸索の末端部の
神経終末から他の細胞へ伝わります(伝達)。軸索の長さは様々で、
長いものは1mに達します。また樹状突起は他のニューロンから情報を
受け取る機能を持ちます。樹状突起は通常数本の突起として細胞体から起始し、
その先で多数の枝に分かれます。著しく発達した樹状突起は、小脳の
プルキンエ細胞にみられるように、まるで海藻のように細かく
枝分かれしています。

2 )  興奮の伝導

ニューロンの膜の一部に活動電位が発生すると、活動電位は軸索を
電気信号として伝わる。これを興奮の伝達といいます。
ニューロンの神経終末と他のニューロン、筋あるいは腺細胞との接合部を
シナプスといいます。神経の軸索を伝導してきた活動電位は、
一般に科学的に行われます。すなわち、神経終末が興奮すると、
そこから神経伝達物質という化学物質が放出され、その物質がつぎに細胞に
作用して、その細胞の膜電位を変化させます。(化学シナプス)

次回は神経伝達物質について書いていきます。


参考文献:『生理学』 (医歯薬出版株式会社)

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみてあげて下さい。

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