マンスリーアーカイブ 8月 2009

よく政治家や評論家が言っています。 「欧米諸国で◯◯が当たり前なんです。日本は遅れている。」 「イギリスでは‥ スウェーデンでは‥」 そればっかり、 聞き飽きた。 どうだっていいぞ。 なんでわざわざそれらの国に合わす必要があるのだろう。 また、国民を説得する言葉に、 お隣さんはこうしてるんだから。 ってそんなもんで納得出来ると思ったら大間違いだろう。 うち（日本）はこうやってるねん。 どうして国を導く人たちが自国のスタイルに誇りを 持って言えないかが理解が出来ない。 ご近所さんはみんなこうしている。 お隣さんではカレーで 最近、みんなカレーがはやりだと。 そこんとこで今夜のうちのご飯は肉じゃがだと。 いいじゃないか。 最高の　誰にも真似出来ない　肉じゃがを作れば。 やがてみんながその肉じゃがのおいしさに はっと気付くに決まってるから。 独自性があって全然いんじゃないかな。 みんなこうだから　うちもこう。 そんな舵取りはして欲しくないなあ。 日本が好きだから。 例えがわかりにくすぎるか（笑） でも　結構真剣に国の方向性を憂いています。 みんな関心が高いと喜んでいるけど、 投票率が上がること 政治に興味がわくことって 本当に　国の政治が良い方向に向いている時なんだろうか。 人が幸せについて真剣に考えるときって 同時に不幸だと感じている状況においてこそなのではないかと 思うんですね。 幸せなときに　幸せについては考えない気がします。 どうでしょうか。 僕は鍼師です。 鍼師には鍼のことだけ考えさせるような　 そんな国にして下さい。 お願いします。

一鍼堂はお盆も休まず やっております。 ※担当の先生によってスケジュールが異なりますので御注意下さい。

下野先生のダイエットの記事に対する補足。 下野くんは、 無理な食事制限をすることによって いわゆる胃腸が弱る事によって逆に太りやすくなる 悪循環に対し疑問提起してくれました。 太る原因として 東洋医学では大きく二つに分けて考えます。 １：身体に物を入れすぎて太る。 　内臓という工場で処理し得る以上の物を入れればそりゃ太る。 　こいつに対しては、一定ダイエットは有効です。 　しかし、やはりバランスを考え、 　同時に食べる物の質をしっかり考えなくては 　なりません。身体に熱がこもっているのか 　冷えているのか 　湿気が多いのか。 　それらの状況に応じて良くない物を効果的に避けてもらいます。 　舌や脈、お腹や経穴の反応を診ていくことでわかります。 2：こいつが厄介。　内臓の弱り。 脾胃が弱っていたり、腎が弱っていたり。 　内臓という工場がうまく稼働していないので 　適量の飲食でも必要な物を身体に取り入れる効率も悪く、 　ゴミ（邪）も残りやすいので当然太ります。 　こういう状況に対して　 　食べる量や食べるものを変えれば痩せるはずだと 　あやまった判断をして　余計に脾胃を弱くし、 　余計に太りやすくなる。 　そして　それを予防する為に食事制限の悪循環。 　こいつを治すには内臓をしっかり建てるということです。 　これに対しては一鍼堂では鍼で十分成果を修めています。 　内臓がしっかりすれば　太りにくくなります。 　このタイプは、 　はっきり言ってあまり食事量は、過剰でなければ 　問題ではありません。 　食事できちんと身体を作り上げるのは 　あなたの脳ではなく、 　内臓であることを知る必要があります。 ダイエットをする前に1か2かどちらのタイプかをしっかり見極めて それに応じた対処をしていかなければなりません。 下野先生のダイエットに対する問題提起は2のタイプに対するもので あるとここで補足しておきます。 　　　　林

肩甲骨の鍼灸治療体験談‥大阪府豊中市のY.F様 を公式ホームページに掲載しました。 Y.F様、ありがとうございました！

こんにちは、下野です。 長い梅雨が終わり、夏の日差しがきつくなってきました。 が、今日は台風の影響で荒れ模様となっております。 みなさまの地域はいかがでしょうか？ では、またいつものように記事を書きますので 興味があれば見て下さい。 今回は、僕の友人のお話です。 2ヵ月前の今頃、友人の一人に治療を頼まれました。 症状は坐骨神経痛。 話を聞いていても、 坐骨神経痛になったきっかけは 思い当たる事もなく、 症状は一向に良くなる気配はない。 とりあえず体を診ながら色々聞こうと思い、 普段通り舌・脈・腹・経穴を診るようにしました。 この友人は鍼灸師になりたての時に 一度体を診ていたので、 ある程度感覚で情報は残っていたのだが、 とある臓腑に以前には診られなかった反応が出ておりました。 その反応とは、 脾胃の虚が非常にきつく出ていたのです。 なぜここまできつく出たのか、 原因を探っていくと とあることを2ケ月程しているようであった。 それはダイエットでした。 食事を制限するダイエットの様で、 食べても野菜サラダくらいとのこと。 ただ体重は思った程落ちない・・・と言ってました。 この様な食事をしていたら、 当然のように脾胃は弱っていきます。 勿論、体にも良くないです。 これが原因となり、 坐骨神経痛が起こっておりましたので 脾胃を補うように鍼をし、 またこの日から、しっかり3食摂るよう 養生指導しました。 それから約1ヵ月後、痛みは消えており、 また体重も3食きっちり食べて、運動するように してからの方が落ちやすいと感じたようです。 今回は僕の友人のお話でしたが、 同じ様なケースで体調崩される方おられます。 また五臓六腑がしっかりしていれば 体重が増加しやすいというのも 改善されていきます。 そう考えると 本当にダイエット（特に食事制限）って しなければいけないものか？と 疑問に思います。 下野