病人の左手の寸口は心と小腸とを主り、
関部は肝と膽とを診る、
尺部は腎と膀胱とを候ふ。
右手の寸部は肺と大腸とを主り、
関部は脾胃を診し、
尺部は命門と三焦とをうかがふ。
六府は陽にして外にあり、
故にゆびを浮めて六府を候ひ、
五蔵は陰にして内にあり故に
指をおし沈めて五蔵を診す。

(鍼灸重宝記)

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