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先日、ブログにて苓桂味甘湯と小青竜湯について書きました。

古典から紐解く苓桂味甘湯

 

今回は、小青竜湯について、傷寒論・金匱要略からそれぞれ書き出します。

 

傷寒論

『傷寒心下有水氣、欬而微喘。發熱不渇。服湯已、渇者、此寒去欲觧也。小青龍湯主之。十一。(用前第十方)』

『傷寒表不解、心下有水気、乾嘔、発熱而欬、或渇、或利、或噎、或小便不利、少腹満、或喘者、宜小青龍湯。方三十五。』

『傷寒心下有水気、欬而微喘、発熱不渇、服湯巳渇者、此寒去欲解也、属小青竜湯証。三十六。』

 

金匱要略

『病溢飲者、当発其汗、大青竜湯之主。小青竜湯之主。』

『久咳數歲 、其脈弱者可治;實大數者死;其脈虛者必苦冒。其人本有支飲在胸中之故。
治屬飲家。
咳逆倚息不得臥、小青龍湯主之。』

『婦人吐涎沫、醫反下之、心下即痞、當先治其吐涎沫、小青龍湯主之、涎沫止、乃治痞、瀉心湯主之。』

 

みるポイントは、心下に水気(水飲)が存在しているかどうかとなります。

飲家は、伏飲を抱え込みやすい性質を持つ人を指します。

 

その背景に、五臓に限定すると脾肺腎に何らかの以上が見られる事が多いです。

この様な平素から余分な水分がある人が風寒邪に当たると、伏飲が風寒邪と結びつき、水飲となります。

この邪気は色んなところに影響するので、影響を受けた箇所により引き起こされる症状が変わります。

一旦風邪を治した後も、本質的な体質改善が必要となる処方です。

 

尚、こちらのブログでは小青竜湯のやめ時について書きました。

その小青竜湯の使い方は合ってるの?

やめ時について、口の渇きを感じたらと書いています。

 

基本的にはそれで良いのですが、

『傷寒表不解、心下有水気、乾嘔、発熱而欬、或渇、或利、或噎、或小便不利、少腹満、或喘者、宜小青龍湯。方三十五。』

の様に最初から口の渇きを感じている場合があります。

 

口渇が起きていても、水飲は存在しているので、舌を見ると滑舌という明らかに水で潤いすぎた舌が現れます。

この場合はその舌の変化を指標にすれば良いかと思います。

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