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砂の世界
砂の世界

こんにちは、新川です。

中国の古書を調べていると、
兵法書というものに興味を持ちました。

中国で生まれた有名な兵法書が七つあり、

孫子そんし  ・呉子ごし  ・六韜りくとう  ・三略さんりゃく  ・ 司馬法 しばほう   尉繚子うつりょうし  ・李衛公問対りえいこうもんたい

それらは総称して
『武経七書』といわれています。

孫子、呉子は耳にした方も多いと思いますが、
それ以外は?かもしれませんので、
簡単に説明してみます。

孫子
中国春秋時代(紀元前770〜紀元前403年)の作。
著者は孫武とされているが諸説あり。

呉子
こちらも孫子と同じ中国春秋時代の作。
著者は不明。
作中の主人公・呉起を中心とした物語形式をとる。

六韜
中国戦国時代(紀元前403〜紀元前221)の作とされる。
年代でいえば中国春秋時代の次の時代である。
著書は太公望とされる。
韜は剣や弓などを入れる袋を指し、
武韜、文韜、龍韜、虎韜、豹韜、犬韜の六つの章から構成されている。

三略
六韜の著者である太公望の作ともいわれるが、
太公望の名を借り後世の人が作ったものとの説もある。
上略、中略、下略の三章からなる。

司馬法
中国戦国時代(紀元前403〜紀元前221)中期頃、
司馬穰苴しばじょうしょの作とされる。
司馬という名字は元々、軍事を司る役人の名称でした。
当初155篇あったものが、現存するものは5篇のみ。

尉繚子
中国戦国時代に尉繚によって書かれた書物。
全二十四巻よりなる。

李衛公問対
中国唐時代(618年〜907年)に太宗に仕えた李靖りせい(571年〜649年)に関連する書物。
李靖と太宗が、兵法、兵法家、将軍、軍師などの話題を会話していく形式で進んで行く。
実際に著作されたのは、唐時代〜宋時代(960年〜1279年)頃か。

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