どうも、新川です。

前回の【医家】葛洪 其ノ一
の続きです。

何故、彼は錬丹術を極めていったのか?

葛洪と錬丹術の関係性を紐解くにあたり、
道教の解説が必要となってきますので、
今回はそちらの説明から始めます。

・道教と神仙思想
葛洪が生きていた
「晋(265〜420)」※1 の時代は、道教が最盛期であった。
※1晋はいわゆる三国志(三国時代 222〜263)の場面である魏、蜀、呉の国が争っていた後の時代である。

道教とは、
中国における三大宗教(仏教、儒教)の一つであり、
元々は漢民族の土着的、伝統的なところから発生したもので、
民間で信仰されてきた様々な要素が吸収、淘汰されているため、
あまたの神々を奉る多神教の宗教となった。

道教自体が確立されていった時期は、
後漢(25〜220)の頃だが、
道教の中核である神仙思想のいわれはさらに時代をさかのぼることになる。

続く

次回予告:神仙思想と煉丹術


参考文献:
『中医基本用語辞典』   東洋学術出版社
『岩波講座 東洋思想 中国宗教思想1』
『岩波講座 東洋思想 中国宗教思想2』 岩波書店
『道教の美術』 読売新聞社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

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