下積み修行中の宮村さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


こんにちは、宮村です。
今回は臓腑弁証の肺・大腸病弁証の
肺気不宣について勉強した内容を書いていきます。

肺気不宣
外邪が人体に侵入しようとすると、
まず肺衛がその攻撃を受け止めるので、
邪正が争えば肺気の宣発機能が遮られ、
表衛の失調という病理変化が現れる。
これを肺気不宣という。
この病理は六淫病邪の属性によっても決まり、
外感風熱、外感風寒、外傷燥邪、
風湿鬱表の四種類に分けられる。

外感風寒
肺は皮毛に連絡し、
津液と気を循環させている。
風が寒邪をともなって
表衛の機能を失調させれば
営衛の運行を阻み、
肺気の宣発、粛降機能と
津液を散布する機能を直接害するので、
発熱、悪風、無汗、頭痛、体の痛み、鼻詰り、
鼻水、咽の痛み、失声症、咳嗽、痰などの症状が出る。

外感風熱
風熱の邪気が皮毛や鼻竅から
肺に侵入したために、
肺気の宣発機能が失われ、
衛外が失調するという病理変化である。
風の特徴は疏泄することにあり、
熱の特徴は昇散することにあるので、
腠理を開かせて発汗させるがすっきりしない。
風熱が清空をに乱入するので
頭痛や咽喉の痛みなどが現れる。
さらに肺臓を襲えば上逆、咳嗽、発熱、悪風、
脈浮数などの症状が現れる。

外感燥邪
燥は秋の主気である。
初秋は晴天が多く雨が少ないので、陽熱が高ぶり、
気候は乾燥する。そのため人は燥熱の邪気を
感受して温燥の証になりやすい。
晩秋になると西風が吹き涼しくなってくるので、
人は清涼の邪気を感受して涼燥の証になりやすい。
そのため外感燥邪の病理には温燥と涼燥の区別がある。
どちらにしても燥が強ければ人体を乾燥させる。
燥気は口鼻、肌表から入るので肺衛がまず燥気を受ける。
そのうち温燥が肺を犯せば、肺津が損傷され、発熱、微悪風寒、
頭痛、乏汗症、咽喉や鼻の乾燥、咳嗽、痰が少ない、口渇、
舌の乾燥などの症状が現れる。一方、涼燥の場合は、
肺衛、肺津ともの発症し、衛気が鬱滞し、肺の津気が損傷される。
肺は清粛機能を失い、発熱、悪寒、頭痛、無汗、鼻づまり、
咽喉や唇の乾燥、咳嗽、希薄な痰が出る、舌苔白、舌に潤いがない、
脈弦などの症状が現れる。

湿邪困表
湿邪が人に中れば、肌表の機能を制約し、
肺気の宣発機能を邪魔する。
湿が肌表に鬱滞する原因は、湿っぽいところに住む、
川などを渡る、雨に濡れる、長雨、
雨が上がったあとに蒸気が立ち込める、などである。
このような状況に置かれれば外界の湿が肉体に集まる。
肌表に湿が鬱滞すれば衛気が遮られるので、悪寒、無汗、発熱、
体がだるい、頭帽感、体が重くて痛む、などの症状が現れる。
次に湿は気機を遮るので、胸脘満悶、味がわからない、
胃もたれなどの症状が現れる。


参考文献:
『東洋医学概論』 医道の日本社
『針灸学 基礎編』  東洋学術出版
『中医病因病機学』  東洋学術出版

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

宮村

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