マンスリーアーカイブ 6月 2009

{受付日誌}夜竹。

夜桜があるんだから夜竹があったっていいじゃない。 こんばんは、受付です。 前回の記事と比べてください。すごく生長してますよね! この竹、玄関の塀を越えて伸びています。電話で一鍼堂への道案内を聞かれたら、「目印は飛び出た竹です」と公言してしまいましょうか。多分「…はい?」と言われそうですが。 ではでは♪

おすすめ書籍 番外編

どうも、下野です。 早いもので、もう6月です。 6月といえば”梅雨”の時期ですね。 胃腸が強くない僕としては 一年で最も嫌な時期がやって来ます。 体調を崩し易くなる時期なので 今から養生せねばと思っております。 ここからは書籍紹介です。 普段であれば 「おすすめ書籍 No.○」ですが 今回は「番外編」としました。 なぜ番外編かというと、 今までは東洋医学(中医学)、鍼灸の 関連書籍を紹介してきました。 が、今回はある小説をご紹介します。 とは言っても、鍼灸とも関連あるものです。 『許浚 〈上〉医の道に辿りつく』 李 恩成 朴 菖煕  著 桐原書店 許浚〈上〉医の道に辿りつく(2003/04)李 恩成朴 菖煕商品詳細を見る かつて李氏朝鮮時代に実在した 医者の生涯を描いた小説です。 韓流ドラマとして、テレビ放送もされてました。 許浚は 『東医宝鑑』という朝鮮一と名高い医書を 後世に残し、 朝鮮だけでなく中国や日本にも 影響を与えた人物でです。 この『東医宝鑑』の内容は 内景(内科)・外形(外科)・雑病(疫病、婦人科など) ・湯液(薬物)・鍼灸 となっており 僕ら鍼師にとって重要な書物です。 この様な書物を著された人物の小説なので、 話の中に様々な疾病や鍼灸での治療法、 漢方での治療法が書かれています。 また、”なぜこの治療法なのか”という理由も 書かれてますので非常に勉強になります。 学生時代、息抜きに この小説を通学中の電車の中で読んでました。 その時、奥様方から 「私もその本とドラマ見ましたよ。 お兄ちゃんも韓流ドラマにハマってんの?」 僕「…鍼灸師目指してまして…   勉強の一環として読んでるだけです。」 奥様「そうなの~。勉強熱心やね。    許浚みたいな先生になりよ。」 僕「頑張ります…」 といったやり取りを何回もしていました。 今では学生時代の思い出となってます。 また「許浚」や「チャングム」がテレビ放送や 文庫本になったことで、 鍼灸、東洋医学に興味を持つ人が増えたようです。 鍼灸を「許浚」や「チャングム」の時代だけで 終わらせるのではなく、 現代でも同様の治療で多くの病を 治せるのだと証明せねばと思っております。 その為にも 日々修行邁進せねばと思っております。 下野

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