下積み修行中の小堀のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


雫

小堀です。
今回は、月経過少についてです。

月経過少とは、経血がすっきり排出せずに量が非常に少なく、
甚だしければ摘下する程度であったり、期間も短縮されるものをいう。
たまに月経量が減少しても次に正常に戻るものは本症とは判断しない。

①血虚証
慢性出欠や多産・脾虚による生血不足などにより
血虚となり、血海が満たされずにおこるものをいう。
経量は少なく、甚だしければ摘下する程度。
経質薄く淡紅色。面色萎黄・唇舌淡白・耳鳴り・脈細。

★治法:補血養血・益血

②腎虚証
後天的に腎を損傷し、精血不足となり血海は満たされず
月経量が少なくなるものをいう。
または先天不足により初潮が遅れ、その後経量が少ないもの。
腎の精気の不足から、水が不足すれば経血は少なく、
火が不足すれば経血は淡く、薄くなる。
腎虚により腰膝軟痛・眩暈・耳鳴が現れる。
腎気不固により多尿・舌淡・薄苔・脈沈弱。

★治法:補腎気・益腎精・養血調経

③血寒証
生ものや冷食・苦寒薬の過服などで寒邪が胞宮に侵入して、
血を凝滞させて経量が少なくなるもの。実寒。
下腹部が冷えて温めると軽くなる。
血塊がみられ、経血は薄い。
舌質暗淡・薄い帯下・脈沈緊。

★治法:温経散寒・養血活血

④気滞証
情志の乱れにより気機鬱滞し、血は滞り血量は減少する。
小腹・胸肋・乳房に腫痛がみられる。
長引けば気滞血瘀となり刺痛・固定痛となる。

★治法:疎肝理気・養血活血

⑤痰阻証
脾気虚で運化が失調することで湿痰が生じ、
衝任に下注して胞宮を阻滞しておこるもの。
肥満体質に多く、周期の延長があり、
経色は淡くて粘調・白色帯下が普段から多く、
眩暈・胸苦しい・悪心・口粘・舌苔白膩・脈滑。

★治法:去痰化湿・活血通路


参考文献:
『中医婦人科』東洋学術出版社
『中医弁証』東洋学術出版社
『中医診断と治療』燎原書店
『中医婦人科学講義』坂田豊子
『病気がみえる⑨』メディックメディア

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

小堀

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