下野です。
『経穴纂要』の引書の続きとなります。

では早速見ていきます。

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引書

和剤局方
瘡瘍経験全書
針灸指南
三因方
儒門事親
醫説
醫塁元戒
此事難知
衛生宝鑑
癰疽神秘灸経
小児直訣
得効方
人鏡経
銅人腧穴鍼灸圖経
銅人腧穴鍼灸圖経
銅人腧穴鍼灸圖経
古今醫統
鍼灸大全
鍼灸資生経
難経評林
證治準縄
胤産全書
保産萬全書
古今醫鑑
萬病回春
壽世保元
醫学正傳




<続く>

かなりの量ですが、
これでもまだまだ中盤に入ったくらいです。

では個人的に重要?と言いますか、大切だなと思うのが、
3冊引用されている『銅人腧穴鍼灸圖経』内の1冊が、
多紀元簡が入手した、
明の紫禁城の石碑からの拓本というものです。
現在では宮内庁書陵部所蔵と
名古屋の蓬左文庫にしかないとされるもので、
特に蓬左文庫のものは、
本文の紙の裏に、鍼灸とは無縁の
当時の官僚人事が書かれた公文書が補強材として使われたもので、
歴史的価値が高いものだそうです。
ちなみに、
今月蓬左文庫さんで
『銅人腧穴鍼灸圖経』の講演会があるようです。

まだまだ引書が続きます。

アイキャッチ画像は
『経穴纂要 5巻』(京都大学附属図書館所蔵)です。

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