<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
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下野です。
以前にも古文に関する記事を記しました。
今回は、僕が思う注意点をお伝えします。

よく鍼灸学校の教科書には
「素問のどこそれには、〇〇と書かれている」といった
引用元の文章があります。
これは鍼灸に関したことだけではないでしょうが。。。
ただここで気をつけないといけないのが、
その文章の一部だけをピックアップして、
あたかも〇〇=□□というような公式を作ってしまっている点です。

主語が微妙に入れ替わっていたり、
前後の文脈を考慮せずに
その一文だけを引き抜くことで
あたかもそれが正解だと思わせる流れ。

これを読み間違うと、
と言いますか
そこしか見ないから
古典は空想論だとか
言う人もいるのだと個人的には思います。

ご注意ください。

アイキャッチ画像:『蘭軒医談 1巻』(京都大学附属図書館所蔵)

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