大阪マラソン『大阪マラソン2011公式HP』より
大阪マラソン『大阪マラソン2011公式HP』より

どうも新川です。

東京で大成功をおさめた
大規模な市民参加型マラソンが
大阪でも開催されます。

若干、
二番煎じの感がありますが(笑)
いつも目にしている大阪の町並みを
30000人のランナーが駆け抜ける迫力は
一見の価値ありではないでしょうか。

コースも大阪市内の観光スポットを
巡るように設定されており、
大阪ならではのマラソンになるようです。

さて今回は、
蔵気法時論篇についてです。


今回は、蔵気法時論篇について綴って参ります。
本来ならここにまとめてある以上の内容がありますが、
なるべく分かりやすくするため、
一部を抜粋して表現させて頂いております。


【蔵気法時論篇 第二十二】

黄帝が問う。
「人体の五蔵の気を結びつけ、
四時・五行の変化の規律に関連づけて、
疾病の治療の原則を立てるには
何を従、何を逆としたらよいのか。
逆従得失の意義とはどのようなものか、

このことについてお尋ねしたい。」
岐伯が答える。
「いわゆる五行とは、
金・木・水・火・土で、
それぞれ季節に配合され、盛衰の変化があります。

この変化を通じて、疾病の予後を研究し、医療の成功失敗を分析して、
それによって五蔵の気の盛衰、
疾病が軽くなったり重くなったりする時間、
死生の期日を確定することができます。」

※以下、木(肝)の項目を取り上げて、説明致します。

岐伯がいう。
「肝は五行ではに属し、に盛んになります。
肝と胆は表裏の関係にあるので、
春は足厥陰肝経と足少陽胆経の主治するときです。
甲・乙は木に属しています。

→この甲乙とは、『十干(じっかん)』を指します。
『十干』とは、甲乙丙丁戊巳庚辛壬癸のことであり、
古人は十干を用いて年月日を記しました。
10日を一つの区切りとして旬とよび、
今でも「◯月下旬」と使われることがあります。

五行 陰陽 十干 読み
木の兄=きのえ
木の弟=きのと
火の兄=ひのえ
火の弟=ひのと
土の兄=つちのえ
土の弟=つちのと
金の兄=かのえ
金の弟=かのと
水の兄=みずのえ
水の弟=みずのと


ですから肝の盛んな日は甲・乙なのです。
肝は拘攣に苦しむ性質です。
〔そこで〕速やかに甘みの薬物をとって緩和すべきです。

→甘みには、
・止痛(痛みを緩和する)
・補虚(虚弱を補う)
・和中(脾胃を調和する) など
の作用がある。
【甘味の食物】
・粳米(うるちまい)
・牛肉
・棗(なつめ)
・葵


黄帝問曰、合人形以法四時五行而治。何如而従。何如而逆。得失之意、願聞其事。
岐伯対曰、五行者、金木水火土也。更貴更賤。以知死生、以決成敗、而定五蔵之気、間甚之時、死生之期也。

帝曰、願卒聞之。
岐伯曰、肝主春。足厥陰少陽主治。其日甲乙。肝苦急。急食甘以緩之。
心主夏。手少陰太陽主治。其日丙丁。心苦緩。急食酸以收之。
脾主長夏。足太陰陽明主治。其日戊己。脾苦湿。急食苦以燥之。
肺主秋、手太陰陽明主治。其日庚辛。肺苦気上逆。急食苦以泄之。
腎主冬。足少陰太陽主治。其日壬癸。腎苦燥。急食辛以潤之。開腠理、致津液、通気也。

病在肝、愈於夏。夏不愈、甚於秋。
秋不死、持於冬、起於春。禁当風。
肝病者、愈在丙丁。丙丁不愈、加於庚辛。庚辛不死、持於壬癸、起於甲乙。
肝病者、平旦慧、下晡甚、夜半静。肝欲散。急食辛以散之。用辛補之、酸写之。

病在心、愈在長夏。長夏不愈、甚於冬。
冬不死、持於春、起於夏。禁温食熱衣。
心病者、愈在戊己。戊己不愈、加於壬癸。壬癸不死、持於甲乙、起於丙丁。
心病者、日中慧、夜半甚、平旦静。心欲耎。急食鹹以耎之。用鹹補之、甘写之。

病在脾、愈在秋。秋不愈、甚於春。
春不死、持於夏、起於長夏。禁温食飽食、湿地濡衣。
脾病者、愈在庚辛。庚辛不愈、加於甲乙。甲乙不死、持於丙丁、起於戊己。
脾病者、日昳慧、日出甚、下晡静。脾欲緩。急食甘以緩之。用苦写之、甘補之。

病在肺、愈在冬。冬不愈、甚於夏。
夏不死、持於長夏、起於秋。禁寒飲食寒衣。
肺病者、愈在壬癸。壬癸不愈、加於丙丁。丙丁不死、持於戊己、起於庚辛。
肺病者、下晡慧、日中甚、夜半静。肺欲收。急食酸以收之。用酸補之、辛写之。

病在腎、愈在春。春不愈、甚於長夏。
長夏不死、持於秋、起於冬。禁犯焠[火矣]熱食温炙衣。
腎病者、愈在甲乙。甲乙不愈、甚於戊己。戊己不死、持於庚辛、起於壬癸。
腎病者、夜半慧、四季甚、下晡静。腎欲堅。急食苦以堅之。用苦補之、鹹写之。

夫邪気之客於身也、以勝相加。至其所生而愈。至其所不勝而甚。至於所生而持。自得其位而起。
必先定五蔵之脈、乃可言間甚之時、死生之期也。

肝病者、両脇下痛引少腹、令人善怒。虚則目[目㐬][目㐬]無所見、耳無所聞、善恐、如人将捕之。
取其経、厥陰与少陽。気逆則頭痛、耳聾不聡、頬腫。取血者。

心病者、胸中痛、脇支満、脇下痛、膺背肩甲間痛、両臂内痛。
虚則胸腹大、脇下与腰相引而痛。取其経、少陰太陽舌下血者。其変病、刺郄中血者。

脾病者、身重、善肌、肉痿、足不收行、善瘈、脚下痛。
虚則腹満、腸鳴、飧泄食不化。取其経、太陰陽明少陰血者。

肺病者、喘咳逆気、肩背痛、汗出、尻陰股膝、髀腨胻足皆痛。
虚則少気不能報息。耳聾嗌乾。取其経、太陰足太陽之外、厥陰内血者。

腎病者、腹大脛腫、喘咳身重、寝汗出、憎風。
虚則胸中痛、大腹小腹痛、清厥、意不楽。取其経、少陰太陽血者。

肝色青、宜食甘。粳米、牛肉、棗、葵皆甘。
心色赤、宜食酸。小豆、犬肉、李、韭皆酸。
肺色白、宜食苦。麦、羊肉、杏、薤皆苦。
脾色黄、宜食鹹、大豆、豚肉、栗、藿皆鹹。
腎色黒、宜食辛。黄黍、鶏肉、桃、葱皆辛。辛散、酸收、甘緩、苦堅、鹹耎。
毒薬攻邪、五穀為養、五果為助、五畜為益、五菜為充。
気味合而服之、以補精益気。此五者有辛酸甘苦鹹、各有所利。
或散、或收、或緩、或急、或堅、或耎。四時五蔵、病随五味所宜也。


参考文献:
『黄帝内経素問 上巻—現代語訳』
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版
『臓腑経絡学』 アルテミシア
『薬膳素材辞典』 源草社

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