こんにちは、為沢です。
経穴解説見た患者さまからの会話で、
「ツボとツボって繋がっているんですね」
と言われました。
ツボとツボに繋がりがあることについては
あまり知られていないようです。
経穴解説に載せてある写真ですが
緑の蛍光ペンでなぞってあるので、見てみて下さいね。
では、経穴解説に入ります。
今回は足陽明胃経の
人迎(じんげい)
水突(すいとつ)
気舍(きしゃ)
缺盆(けつぼん)
を御紹介致します。


足陽明胃経
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人迎(じんげい)
別名を天五会、五会といい、
喉頭隆起(のど仏)の外方1寸5分、動脈拍動部に取ります。
人迎は、人迎脈口診という脈診法
{黄帝内経霊枢(こうていだいけいれいすう)という古典にある脈診法}
があり、のど仏の両脇にある頸動脈で
最も強く拍動している部分である人迎と、
前腕の寸口(これを脈口とも呼ぶ)で
打っている脈動の強さを比較する診断法として
使われていました。
現代では人迎脈口診はあまり致しませんが、
脈が診れない場合は
(手関節をケガをしてる場合や)は、
人迎を代用して診ることはございます。
「人迎は血圧を下げる効果がある」
と掲載してある本をよく見ます。
人迎は陽気の最も強い陽明経であるため
陽実による高血圧の方にはよく効果があるかと思います。
局所的な鍼なので、あまり使用しませんが
使用する際は、頚動脈に気を付けて下さい。
診断点としては、臨床的に人迎辺りが
腫れることが多く診られ、
気滞、湿痰など多く診受けられますが
腎陰虚の場合にもよく腫れが診られます。
水突(すいとつ)
別名、水門。
「水」とは、水穀、飲食のことで
「突」は、接触、ぶつかることであります。
ここも使用することはあまりないです。
診断点としては人迎と同じく腫れ、又は詰まりが
多く見受けられる経穴です。
気舍(きしゃ)
「気」とは空中の大気のことであり、
「舍」は居るという意味であります。
気舍は気管のすぐ近くにあり
呼吸の気がここを流れることから、気舍と名付けられました。
この辺りは、肺気との関わりが強く
肌肉のつき方で肺の状態が伺えます。
治療穴より望診で診る経穴です。
缺盆(けつぼん)
別名、天盖といい、
手太陰・手陽明・足陽明の流注が入り組んでおり
非常に重要な経穴であります。
ここに鍼をすることで
三経を同時に動かすことができますが、
下手な鍼をすると、陽気を損傷し易く、
また、肺臓がすぐ傍にあるので
深い鍼は禁忌です。
施術の際は、テイ鍼等での施術が適しております。
 為沢

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