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本格的なジンジャエール
本格的なジンジャエール
(辛い味がするんですね!)


こんにちは、大原です。
前回、前々回と、霊枢に記されている
上工の脈診とその症状についてまとめました。

その内容としては、
例えば心脈が甚だしく濇脈を呈している場合は
このような症状がありますよ、というものでした。

参考リンク
上工と下工 その7(脈状と病)

上工と下工 その8(脈状と病②)

では、
「心の脈」が「濇脈」を呈している
ということが、どのようにして分かると
されているのでしょうか?

素問の中に、
手がかりとなるような記述を
見つけましたので、みていきましょう。

<素問 五臓生成篇(第10)>
夫脉之小大滑濇浮沈、可以指別。
(脈の小・大・滑・濇・
浮・沈は、手指によって分別できる。)

五藏之象、可以類推。
(五臓の状態は、類推できる。)

五藏相音、可以意識。
(五臓の相(形)や音は、識別できる。)


五色微診、可以目察。
(五臓のかすかな診察は、目で察することができる。)

能合脉色、可以萬全。
(よく脈・色を合すれば、診察は万全であるといえる。)

ここまでが概要で、
「五臓の状態は脈や色によって診察することができる」
とあります。
次の文から、具体的な各臓の脈について、
心の脈についての記述からになります。

赤、脉之至也喘而堅、診曰有積氣在中。
(外見が赤で、脈が速く固ければ、積(病)があると診る。)

時害於食、名曰心痺。
(しばしば食を害す。これを心痺という。)

得之外疾、思慮而心虚。故邪從之。
(外邪や、過度の思慮による心の虚によって、
邪はこれに従うことで病となる。)

ここまでが心痺についての説明となります。
次の文章以降、肺痺、肝痺、厥疝、腎痺の説明と続きます。

(原文のみ)
白、脉之至也、喘而浮、上虚下實、驚。有積氣在胸中。喘而虚。名曰肺痺、寒熱。得之醉而使内也。

青、脉之至也、長而左右弾、有積氣在心下、支胠。名曰肝痺。得之寒濕。與疝同法、腰痛、足清、頭痛。
黄、脉之至也、大而虚、有積氣在腹中、有厥氣。名曰厥疝。女子同法。得之疾使四支、汗出当風。
黒、脉之至也、上堅而大、有積氣在小腹與陰。名曰腎痺。得之沐浴清水而臥。

五臓の脈は、色や脈の形でわかるようですね。

※原文の正確な解釈については
専門書等を参照してください。


参考文献:
『黄帝内経 素問 上巻』 東洋学術出版社
『基礎中医学』 燎原

*画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
ぜひ参考文献を読んでみて下さい。

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