デイリーアーカイブ 2015年1月4日

【体験談】肩の痛み,倦怠感,眩暈:大阪市浪速区のM.K様

【体験談】肩の痛み,倦怠感,眩暈:大阪市浪速区のM.K様

肩の痛み,倦怠感,眩暈でお悩みの大阪市浪速区のM.K様の鍼灸治療体験談です。

【卒業】頚の痛み, 肩凝り, 偏頭痛:大阪市此花区のF.O様

頚の痛み, 肩凝り, 偏頭痛でお悩みの大阪市此花区のF.O様の鍼灸治療卒業報告です。

【臓腑弁証】脾陰不足

宮村です。 今回は臓腑弁証の脾・胃病弁証の 脾陰不足について勉強した内容を書いていきます。 脾陰不足 脾蔵の陰津が欠損し潤いや栄養が 失われるという病変で、 その要因は辛いものや乾燥したもの、 熱いものの食べ過ぎ・辛燥方薬の飲み過ぎ 燥熱の邪を外感しそれが体内で燃焼したものなど。 陰津が焼かれて消耗し、胃陰が不足する。 もしくは他臓の陰が損傷されて虚火が燃え上がり 脾陰不足になったものなどもある。 脾の運化機能は脾陽をその主な動力としているが、 陰津が枯れると脾気が行きわたらず、 臓腑に栄養を与えることができない。 このように脾陰不足になれば、 脾蔵の運化機能が減退し、 津血が欠損して臓腑に潤いがなくなるだけでなく 陰虚で陽を潤すことができないので虚熱が発生する。 食事量が減る、食べても美味しくない、 空腹感はあるが食べたくない、 冷やすと軽減し温めると増悪する、 清冷を好むが乾燥を嫌う、皮膚がかさかさする、 筋肉が痩せる、口や舌の乾燥、便秘などの症状が現れる。 また津液を取り込んでおくことも出来なくなるので 津液の偏りができ、かえって排尿は頻繁になる。 参考文献: 『東洋医学概論』 医道の日本社 『針灸学 基礎編』  東洋学術出版 『中医病因病機学』  東洋学術出版 ※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は 是非参考文献を読んでみて下さい。 宮村

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