夕焼け(電車の窓から)
夕焼け(電車の窓から)

下積み修行中の大原のお勉強記事です。
勉強中でまだまだ至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


修行生の大原です。
前回は、肝木と脾土の正常な状態が「木剋土」であり、
病的には「木乗土」「土虚木乗」「土侮木」
といった状態があることを述べました。

さて、肝や脾の働きを、
「血」を中心にみていきます。

肝には、疏泄・条達を主る以外に
血を貯蔵する働きがあります。
肝血が不足すると、爪が割れやすくなったり、
目がかすんだりといった症状が
現れやすくなります。

また、脾の働きには、
血を化生(運化作用によって血を生む)、
統摂(血液を脈内から外部に漏らさない)
があり、これらが失調すると
血液が虚衰することから
頭のふらつき、目のかすみ、爪や唇などが淡白などが
みられやすくなります。

前述の通り、肝木と脾土の関係から、
七情により肝鬱気滞となり疏泄が失われると
脾が運化機能を失います。

脾の運化機能が失われると、水穀の精から
血に化生したり精微を輸送できなくなり、
肝に栄養が届かず、すなわち
土は木を養えないという状況になります。

長く患うと、肝が血を貯蔵できず、
脾が血を統括できないため、
肝脾双方が損傷されます。
これを「肝脾血虚」といいます。

肝脾血虚について、
以下、『中医病因病機学(東洋学術出版社)』
から抜粋します。

肝血虚になれば肝陰も虚し、
肝木に水をやることができないので、
虚陽が上昇し、衝任脈が空虚となる。
また、脾血虚になれば脾陰も虚すので、
虚火が燃え上がり、脾胃の陰津が消耗される。

すると眩暈・耳鳴り・五心煩熱・過少月経・無月経・
口が唇の乾燥・食欲不振・食べられない・
大便が固くなって出ない・舌が乾く・顔色が冴えないなどの
一連の病変が現れるが、
これらはみな肝脾血虚の病理に属する。


参考文献:

『中医病因病機学』 東洋学術出版社
『基礎中医学』 燎原
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版社

*画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
ぜひ参考文献を読んでみて下さい。

大原

 

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