下積み修行中の冠木さんのお勉強記事です。勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。


神戸ルミナリエ
神戸ルミナリエ

こんにちは、冠木です。

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かなり寒くなり、12月らしくなってきました。
神戸ではルミナリエが、始まっています☆
多分人が多いだろうなあと思い、
躊躇していますが・・・笑
気分だけでも味わおうと思い載せてみました。
・・

http://www.kobe-luminarie.jp/


前回に引き続き肺についてです。

【1】憂は肺の志

五志はそれぞれ五臓と関係があるが、「憂は肺の志」といわれている。
また悲は憂と異なる感情ではあるが、人体の生理活動にあたえる影響は似ている。
したがって憂と悲は、ともに肺志とされている。
憂愁と悲傷は、ともに人体に悪い刺激を与える感情で有り、
これにより人体の気はしだいに消耗される。
肺は気を主っているので、憂は悲は肺を損傷しやすいという特徴がある。
また、肺が虚している場合は、憂や悲という感情変化が起こりやすい。

*憂
心配したり考えすぎたりすれば、肺に反応が現れる。
そして、心配すれば気が鬱滞し、それが解消されなければ、気機が鬱結する。
肺気が不足すれば、息切れ・太息・精神的抑鬱感などの症状が現れる。

*悲
悲とは悲傷、悲哀とい意味で有り、苦痛や悲しみが中に鬱結することである。
悲しんだときに声を出せば、泣くという行為になり、
心配して太息するものもある。
いずれみも「気消ゆ」ということのあらわれである。
肺は気と呼吸をコントロールするので、悲しめば肺に反応が現れる。

【2】涕は肺の液

涕には鼻竅を潤す作用がある。
正常な場合、涕は鼻竅を潤し、外には流れない。
肺寒の場合には水様の鼻汁が流れ、肺熱の場合には粘くて黄色い鼻汁が流れる。
また肺燥の場合には鼻が乾く特徴がある。

【3】体は皮に合し、華は毛にある(肺は皮毛を主る)

皮毛は「一身の表」であり、衛気と津液により温養され潤されており、
外邪の侵入を防ぐ作用をもっている。
肺は気を主り、衛に属し、衛気の宣発し精を皮毛に輸送する生理機能ををもっている。
肺の生理機能が正常であれば、皮膚しっかりしていて光沢をもっており、
外邪の侵入に対しても抵抗力がある。
しかし肺気が虚して衛気の宣発と精の輸送機能が弱くなると、
衛表不固となり外邪の侵入をうけやすくなる。
この場合には汗をかきやすくなり、
感冒を患いやすくなったり、皮膚があれてカサカサになりやすい。
また肺は皮毛に合しているので、皮毛が外邪の影響を受けると、
腠理が閉じて衛気が鬱滞するだけでなく、さらに肺にも影響して肺気不宣となりやすい。
一方、外邪が肺を侵入して肺気不宣となると、
同様に腠理が閉じて衛気が鬱滞するという病理変化がおこりやすい。

*肺は皮毛を主る
皮毛が肺臓から輸送される衛気や津液によって暖められる作用のことを指している。
したがって、皮毛・汗孔は肺と密接に繋がっている。
そしてその生理機能は「肺衛」としての特徴をもっている。

【4】鼻に開窮する

肺は鼻に開窮している。鼻と喉はお互いに通じており、
肺に連絡している。
また鼻と喉は、呼吸の門戸といわれている。
嗅覚や咽による発生は、肺気の作用によるものである。
したがって肺気が調和していると、呼吸、嗅覚、発生はともに正常に行われる。
肺は鼻に開窮しており咽に通じているため、外邪が肺に侵入する場合には、
鼻や喉から侵入することが多い。
したがって肺の病変には、
鼻づまり・鼻汁・くしゃみ・咽の痒み・しわがれ声・失音などの鼻や喉の証候が現れやすい。

*西方は天の気が急迫し、燥を発生します。
燥は金気を盛んに生じ、金気は辛味を生じ、辛味は肺気を滋養し、
肺気は皮毛を滋養し、皮毛は潤沢であればまた腎を生じ養います。
肺気は鼻と関連します。
その変化についていえば、天にあっては燥気となり、
地にあっては金気となり、人体にあたっては皮毛となり、
五臓にあっては肺となり、五色にあっては白となり、
五音にあっては商となり、五声にあっては哭となり、
病変の現われとしては咳となり、竅にあっては鼻となり、
五味にあっては辛となり、こころの変動にあっては憂となります。
憂は肺を損ないますが、喜は憂を抑制します。
熱は皮毛を損ないますが、寒は熱を抑制します。
辛味は皮毛を損ないますが、苦味は辛味を抑制します。


参考文献:
『中医学の基礎』
『中医病因病機学』
『やさしい中医学』
『現代語訳 黄帝内径素門 上巻』 東洋学術出版

*画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
ぜひ参考文献を読んでみて下さい。

冠木

4 コメント

  1. 母がニュースで見たらしいですが、”ルミナリエ”かなりの人ごみだったらしいです。
    めちゃくちゃ昔に一度行ったことはありますが、あの時よりももっとキレイなんだろうなぁ。
    でも寒いしなぁ・・・躊躇しますよね。

    • kaorinさん☆

      コメントありがとうございます。
      やはり人が多いのですね・・・(笑´∀`)
      友人からの写真でも、後ろに写っている人の多さに驚きました。

      kaorinさんも行かれた事があるのですね★
      毎年、イルミネーションが変わっているのでしょうか?
      そうだとすると、どんどん綺麗になっていると思います(^_^)
      そうなんです・・・寒さが・・・
      躊躇してしまいますよね(>_<)
      ただ、いつか挑戦してみます!!
      kaorinさんも、寒さに打ち勝たれた時、
      また違ったルミナリエが見られるかもしれません(^o^)笑

      • 神戸の友人の話だと、ルミナリエのデザインは毎年違っていて、テーマも毎年違うんだそうです。
        今年のテーマは「光の絆」だそうです。
        ぜひ寒さに打ち勝って行って・・・みたいです。

        • kaorinさん☆
          返信が遅くなり申し訳ありません。
          そうなんですか♪毎年、違うイルミネーションとテーマなのですね(^o^)
          毎年、テーマが気になってしまいそうです★
          今年は、「光の絆」ですか〜
          震災などいろいろと起こった2012年だったので、絆がテーマに選ばれたのでしょうか。

          行かれる際は、
          カイロなどの防寒対策が必須ですね(^^)笑

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