<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

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どうも、新川です。

『診病奇侅』
「虚里」の項より。

「虚里の動の高下を試むべし、
或は風寒の邪、或は痘瘡、或は食滞などに虚里の動盛んなる者は、
俄頃の間に昏倒することあり、
此症小児に多きものなり、
大人には稀なり、
又小児久泄瀉の後、卒倒して死することあり、
此を診するに、泄瀉して、胸膈以上に熱あり、
及虚里の動盛なるときは、内元気の脱なり、故に如此
(南溟)」
(『診病奇侅』医道の日本社 より抜粋 )

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memo
痘瘡:天然痘
俄頃:しばらくの間、わずかの間

虚里の動が盛んな上におこる
注意すべき症状などが挙げられている。
また、「小児に多きもの」として、
泄瀉にかねる場合の所見あり。

当時の小児医療を考えると
このような診断、診立てを行うことは
非常に価値があったように思う。


《参考文献》
『診病奇侅』医道の日本社

《参考URL》
『内証診法 』(京都大学附属図書館所蔵)
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00004553


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