<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
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どうも、新川です。

黄帝内経素問の水熱穴論篇に
腎者胃之関也
→腎は胃の関なり。
とある。

関:出入りを主る。

腎は下焦を主り、前後の二陰に竅を開くが
腎気が化生しないと二陰は通じず、となる。

呉謙の『刪補名医方論』を見ると、
真武湯の解説の中に以下の節がある。

制水者脾也主水者腎也腎爲胃關
(『御纂医宗金鑑. 首巻,巻1-90 / 呉謙 [ほか]奉勅纂修』早稲田大学図書館 (Waseda University Library)より抜粋)
→意訳:水の制するは脾なり、水を主るは腎なり、腎は胃の関

倘腎中無陽則脾之樞機雖運而腎之關門不開
(『御纂医宗金鑑. 首巻,巻1-90 / 呉謙 [ほか]奉勅纂修』早稲田大学図書館 (Waseda University Library)より抜粋)
→意訳:もし腎中に陽がなければ、すなわち脾の枢機は運ぶといえども、腎の関門は開かず

ちなみに、真武湯は
温陽利水を効能とし、
腎陽を温補すると共に脾陽を温め運化を促している。


《参考文献》
『中医基本用語辞典』
『[新装版]中医臨床のための方剤学』東洋学術出版社
『臨床応用 漢方處方解説』創元社
『中国医学辞典 基礎篇』たにぐち書店

《参考URL》
『御纂医宗金鑑. 首巻,巻1-90 / 呉謙 [ほか]奉勅纂修』早稲田大学図書館 (Waseda University Library)
https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ya09/ya09_00595/index.html


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