<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

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どうも、新川です。

感情と身体について

凡の事十分によからんことを求むれば、
わが心のわづらひとなりて樂なし。禍も是よりおこる。
又人の我に十分によからんことを求むれば、
わが心のわづらひとなりて樂んし。禍も是よりおこる。
又人の我に十分によからん事を求めて、
人のたらざるをいかりとがむれば、心のわづらひとなる。

(『養生訓(貝原守一校訂本)』中村学園大学校訂テキスト より抜粋)

意訳として、
必要以上のことを求めたり、
他人に依存し過ぎると
最終的には満たされず不満が多くなり、
「心のわづらひ」となってしまう。

ついつい
こうあるべきだ、とか
これだけやったのに見返りがないとなると
いわゆる七情の乱れとなり、
結果自らの身体を傷つけてしまうことになります。

素問の中にも、
怒則気上、喜則気緩。悲則気消、恐則気下。
寒則気收、炅則気泄。驚則気乱、労則気耗、思則気結。(『黄帝内経素問』挙痛論篇より)
とあり、
いわゆる七情(喜・怒・憂・思・悲・恐・驚)の乱れが
身体にどう影響するかが表されておりますが、
この後にそれぞれの乱れが具体的な症状として、
どのように現れるかが語られております。
現象を捉えて、どう対処するかが重要となります。


後々冷静になって考えると、
気づくことが出来たりもしますが
普段から余計な感情に振り回されないようにしたいものです。

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