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どうも、新川です。

万博公園のポピー
万博公園のポピー

この時期の万博公園はチューリップが有名ですが、
こちらのポピーも見事に咲いておりました。


前回に引き続き、
巣元方らが著した
諸病源候論を読んでいきたいと思います。

前回までの記事はこちら
【古医書】諸病源候論 風病諸侯(上) 中風候 其ノ一
【古医書】諸病源候論 風病諸侯(上) 中風候 其ノ二
【古医書】諸病源候論 風病諸侯(上) 風懿候 
【古医書】諸病源候論 風病諸侯(上) 風口噤候 
【古医書】諸病源候論 風病諸侯(上) 風舌強不得語候


《原文》
喉嚨者、気之所以上下也。
会厭者音声之戸、舌者声之機、唇者声之扇。
風寒客於会厭之間、故卒然無音。
皆由風邪所傷。
故謂風失音不語。

→喉嚨は、呼吸の気が出入りする孔道であり、
会厭ええんは音声の発生する門戸であり、
舌は声音を発生させる運動をするところであり、
唇は音声の通る門扉である。
風寒の邪が会厭ええんの中に侵入すれば、
上述の種種の機能に障害が発生し、
そのために突然に音声を発することができなくなる。
これは主として風邪が傷するところによるものであるので、
風で失音して語らずの証候であるという。


会厭ええん
:喉頭蓋のこと
気管と食道の連接する起部で、
ものを飲み込むときに誤飲しないように気管口をおおう作用がある。

唇者声之扇
→「扇」:門、扉のこと
唇は外側にあるので「門(扉)」とあらわされている。


参考文献:
『東洋医学概論』医道の日本社
『黄帝内経素問』
『黄帝内経霊枢』
『中国医学の歴史』
『中国鍼灸各家学説』
『中医学の基礎』東洋学術出版社
『校釈 諸病源候論』緑書房

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

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