こんにちは。
受付担当の古瀬凌です。

今回から心訳「空海の言葉」の中から
これは良いなと思ったことを紹介していこうと思います。

〜共に生きる道を選ぶ〜

“人生をひとりで歩んではいけません。
 人生をひとりで生きようとすることは、
人生の意味を失うことです。

 誰かと共に生きる道を選ぶとき、
 人は幸運を得ます。
 共に生きることを愛と呼びます。
 多くの人に支えられて生きることを忘れないでください。”
『性霊集』

人が生きていくなかでどんな人でも
何もかも上手くいく時期と逆に何もかも上手くいかない時期があると思います。

そこで人は上手くいっている時期になるや、
得意になって自己の利益を第一とし、
今までお世話になった人たちをも存外に扱うようになります。
この時はお金も人望も注目も集まってきます。

しかし、このような人に上手くいってる時間はそうそう長くは続きません。
次第にお金も人望も注目も無くなっていくでしょう。
何故なら、
その人は「ひとり」で生きている。
つまり、人生の意味を失っているからです。
人生の意味とは、
「生きがい」ともいえると思います。

山田無文老師曰く
人生の生きがいとは、社会の人びとに喜んでもらえる人間になること。
みなから感謝される人間になることです。

どんな時もひとりじゃない!
自分から感謝される人間になるんだ!
じゃあ感謝されるには…
それは自分が感謝する人間になることです。

得意な時でも、上手くいかない時でも、
今まで自分の事を支えてくれた人達を忘れず
感謝の念を持ち続けて生きていきたいと私は思いました。


参考文献:
『心訳 空海の言葉』 角川マガジンズ
『「自己を見つめる」ほんとうの自分とは何か』 禅文化研究所

古瀬

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