先日、「子供の足が危ない」と
テレビで特集があった。
内容は、
現代の子供達(小学生)は外反母趾が多いとのこと。
外反母趾と言えば、
靴や関節が軟らことが原因と言われているようですが、
子供の場合は、
やはり生活習慣の変化だという。
スナック菓子やファストフードを食べるようになったことや、
テレビゲームの普及により外で遊ばなくなったこと(運動不足)が
あげられていた。
これに関しては、
東洋医学的にも説明する事が出来ます。
一概には言えないのですが、
外反母趾は東洋医学で言う「肝」と「脾」との
関わりがあります。
「脾」は飲食と関連し、
甘味物や脂っこい物を多く取りすぎると
脾が傷つき弱ってしまいます。
「肝」は気を使ったり、
怒りなどと関連するとともに、
眼とも関連します。
眼を酷使すると、肝の気にも変調が起こります。
この二経のバランスが崩れ、
弱った脾の経絡が、強い肝の経絡側に
引っ張られた結果が
現代で言う外反母趾と考えます。
子供のうちに外反母趾が観られることは、
五臓六腑に変調が起こっておりますので、
大人になった時に何かしらの症状・疾患を発症する
危険も考えられます!!
もしその様なお子さんをお持ちの親御さんは、
生活習慣を見直す必要アリです!
それは言い換えれば、ご自身の生活習慣を
見直すきっかけにもなりますよ。
では。
下野

2 コメント

  1. 足は大事です・・・
    今高齢で元気なお年寄りのかたは若い頃よく歩いていたのではないかと思っています。
    うちのおじいちゃん、もう100歳に手が届くんですが、昔は一山越えた町に歩いて
    タバコを買いにいったというので地図で調べたらざっとみて30キロ近くありました。
    子供の外反母趾もあるんですね~~
    体の方にも原因があるんですね・・・またひとつ勉強に。
    今の子供は本当に外で遊んでないですよね。
    知り合いの子供さんが跳び箱飛び損ねて骨折したと聞いたことがあってびっくりしました。
    サッカーや野球は上手なのに、転びそうになったときにふと手をつくなどの動作が鈍い・・・
    などの話も聞いたことがあります。
    私ももっと身体を動かさねば。
    とりあえず歩こう(担当の先生からも歩くことを勧められてはいました)と思っています。

  2. コメントありがとうございます。
    今の子供は本当に遊ばないですね。
    外に出てても、手にはゲーム機という
    光景があたり前になっていますが、
    これは子供だけに言えることではなく、
    大人が甘くなったのも原因だと思います。
    まあこれも世の流れですね。
    ただこんなことでは、本当に子供達の運動能力低下や
    身体の弱い子が増加しますね。
    ぽんたさんが仰っています跳び箱の件も、
    転んだ時に瞬時に手を出して受け身をとることが
    出来ない子供も本当に多いようで・・・
    転ぶだけで大怪我ですね・・・
    当院では、
    身体を動かすことで気血の巡りが良くなる方には
    ぽんたさんのように足を使って頂くよう指導しますが、
    逆に悪化する方もおられますので
    その方には鍼で根本を強くした後に歩いて頂いたりしております。
    ぽんたさんも御体を早く改善出来るよう
    足を使って下さい!!

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