【勉強生募集】
①勉強生 ②受付スタッフ
を若干数募集中です。詳しくはお問い合わせ下さい。


魚際ぎょさい二穴
手大指本節の後へ内側、うでの横文の中、
寸口の脈の上際なり。針一分留ること三呼、
禁灸、酒病、悪寒、虚熱、舌胎黄、
づつう、欬嗽がいそう胸腹いたみ、目眩、
不食、肘り、咽乾、尻いたみ、
溺血、呕血、心痛、乳癰にゅうようを治す。

孔最こうさい二穴
尺沢しゃくたくを目的に魚際より七寸。
針三分灸五壮、熱病、汗出でず欬逆、肘痛、
手握られず、吐血、咽腫、声出でざるを治す。

列缼れっけつ二穴
腕の側上へ一寸五分、然れども針を以っては知りがたし。
左をとるには病人の右の食指を左の大指と食指との間に組入て、
右の食指の頭のあたる処を穴とす。
右を取るも此のごとし、針三分留ること三呼、泻は五吸。
灸三壮七壮四十九壮にいたる。
中風、口つぐみ、口眼ゆがみ、手肘力なく、
半身かなわず、寒熱、おこり、咳嗽、
唇ゆるまり、健忘、溺に血まじり、精もれ、
陰痛み、小便熱し驚癇きょうかん癰腫、肩痺、
胸脇冷、尸厥尸厥しけつ、手足腫るを。

大淵たいえん二穴
てのひらの後へ陥中魚際と寸口との間。
灸三壮針一、二分留ること三呼、胸痺、逆気、
呕吐、咳嗽、不寝、目痛み青く、或は白翳、
赤筋を生じ、転筋、乍寒乍熱し、掌中熱し、
缼盆けつぼんの中と胸肩背臂いたみ、寒喘、
咳血、吐血、振寒、咽乾、狂言、
溺の色変り遺失度なきを治す。

〜『鍼灸重宝記』より〜

鍼灸重宝記より経絡要穴之目録の肘手の部から
魚際、孔最、列缺、大淵、を抜粋。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here