下積み修行中の小堀のお勉強記事です。
勉強中でまだまだ至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


小堀です。
今日は、五十営篇を学んでいきます。

黄帝曰、余願聞五十営奈何。
岐伯荅曰、天周二十八宿、宿三十六分。
人気行一周、千八分。日行二十八宿、人経脉上下、左右、前後、
二十八脉、周身十六丈二尺、以応二十八宿、漏水下百刻、以分昼夜。
故人一呼、脉再動、気行三寸。
一吸、脉亦再動、気行三寸。呼吸定息、気行六寸。
十息、気行六尺、日行二分。二百七十息、気行十六丈二尺、
気行交通于中、一周于身、下水二刻、日行二十五分。
五百四十息、気行再周于身、下水四刻、日行四十分。
二千七百息、気行十周于身、下水二十刻、日行五宿二十分。
一万三千五百息、気行五十営于身、水下百刻、日行二十八宿、
漏水皆尽、脉終矣。所謂交通者、并行一数也。
故五十営備、得尽天地之寿矣、凡行八百一十丈也。

≪提要≫
天空を一周するには恒星二十八宿を通過する。
各星座は三十六分の分度があり
合計すると一千零八分となる。

気の運行の一周は、経脈は二十八脈があり、
合計すると長さ十六丈二尺で
天の二十八宿に対応している。

人が一呼吸で脈は四拍打ち、営気は脈中を六寸進む。
二百七十回の呼吸で、営気は十六丈二尺(二十八脈の長さの合計)進み
全身を一周する。

営気が二十八脈を一周することで脈気は交通し、
安定して巡っていれば健康で天寿を全うできる。

二十八脈:左右の十二経脈・任脈・督脈と、男子は左右の陽蹻脈・女子は左右の陰蹻脈


参考文献:
『現代語訳黄帝内経霊枢』
『鍼灸医学大辞典』医歯薬出版株式会社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

小堀

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