とある公園にて
緑の綺麗な季節ですね(とある公園にて)

大原です。
「血液は骨髄で作られる」ということは
西洋医学では常識の概念です。
ですが、今から何十年も前に、
「この常識は誤っている可能性があるのではないか」と
いうことを唱えた医学博士がいたようです。

その博士の唱えた内容を簡単にまとめると、
以下のようになります。

「赤血球は骨髄ではなく腸で作られ、
作られた赤血球は、体内のあらゆる組織に変化する。
(これを『分化』という)

また、食糧不足などで体内に取り入れられる
食物が不足すると、体内の赤血球の不足を補うために、
体内の組織が赤血球に変化する。
(さっきの『分化』の逆)」
といったものです。
(かなり、かいつまんでしまってますが・・)

この説は、唱えた博士の名前をとって
「千島学説」と名付けられ、
現在でもいくつか書籍が販売されていたり、
漢方を用いていらっしゃる医師など
東洋医学を修めた多くの方々の中で
注目されている説のようです。

もう少し詳しく説明すると、
西洋医学では、骨髄でできた赤血球は、
4ヶ月程度で寿命を迎えた後、
脾臓と呼ばれる内臓の器官で破壊されるとされています。
しかし、千島学説では、
4ヶ月後に寿命を迎えるのではなく、
赤血球は体内のあらゆる組織に
変化していくとしています。

また、あらゆる人間の病気は、
西洋医学では原因が不明のものや
ウィルスの感染によるものとされているものでも、
千島学説では
飲食の不節やストレスによって
正常な血液の生成が阻害されることが
原因であるということも述べられています。

なんとなく、東洋医学に近い考え方ではないでしょうか?

(余談ですが「千島学説」をネットで
調べようと検索をかけると、
色々と批判されているようなキーワードが
検索の時点で出てきてしまいますので、
調べようとする段階で先入観を
もたざるを得なくなってしまっている
今のネット検索は、便利な半面、
やや残念な面もあるなあ、と思いました。)

次回に続きます。
——————————————————————–

林より追伸。(上記記事は大原)
白血病について当院の治療家で討論していて
そこから発展した内容です。
白血病に関しては思うところがあり、
今後、考察を重ね臨床でそれを証明して参る所存に御座います。
  
——————————————————————–


参考文献:

『基礎中医学』 燎原
『血液と健康の知恵』 地湧社

*画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
ぜひ参考文献を読んでみて下さい。

大原


【当院公式サイト】
 https://www.1sshindo.com/

《住所》
 大阪本院:大阪府豊中市東寺内町5-38
 神戸三宮院:兵庫県神戸市 中央区八幡通4丁目1番15号

《電話》
 大阪本院:06-4861-0023
神戸三宮院:078-855-4012

《問い合わせ・ご相談》
 https://www.1sshindo.com/inquiry/


返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here