下積み修行中の小堀のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


蜘蛛
蜘蛛

小堀です。
今日は、月経後期について学んだことを書いていきます。

月経周期が7日以上遅れること。
重症となると40~50日周期となることもある。

①血虚証
久病・出産・授乳などにより陰血を消耗、または脾虚による化源不足で
衝・任脈が満たされず月経が遅れるもの。
経量減少・経淡色・経質稀薄・脈細弱。

★治法:養血補血・益気調経

②腎虚証
先天の腎気不足により衝・任脈が満たされず、初潮が比較的遅く、
また初潮後の月経周期が遅れたり、多産や房労により腎精を消耗し
月経が遅れるもの。
経量少・色は正常か暗淡・経質稀薄・脈細。
腰酸痛・多尿・頭暈・耳鳴などもみられる。

★治法:補腎養血調経・滋腎養血

③血寒証
寒邪が侵入したり、生冷物や寒涼薬物の過食により血は寒凝し、
気血が鬱滞し月経後期となる。
経量は少なく、色は暗淡・脈沈緊・小腹冷痛して
拒按・温めれば痛みが減少する。
また陽気が不足すれば生血・行血ができなくなり周期が遅れる。

★治法:温経散寒・活血行滞

④気鬱証
情志の失調などで血滞し経脈は阻滞し月経後期となる。
経量は少なく色暗紅・血塊がみられることもある。
下腹部や胸腹・胸肋・乳房などの腫痛、脈弦。

★治法:疎肝理気・活血調経

⑤痰阻証
脾虚により湿痰を生じて衝・任脈に阻滞し周期が遅れるもの。
帯下量が多く平素から痰がみられる。
経色淡・経質粘・苔膩・脈滑。

★治法:健脾除湿・袪痰活血


参考文献:
『中医婦人科』東洋学術出版社
『中医弁証』東洋学術出版社
『中医病因病機学』東洋学術出版社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

小堀

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here