下積み修行中の宮村さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


桜

こんにちは、宮村です。
近所の公園で桜が満開でした。
もうすぐだな~と思っていたので
不意打ちを受けた気分でした。

今回は臓腑弁証の肺・大腸病弁証の
肺陰虚証について勉強した内容を書いていきます。

肺陰虚証
肺陰虚とは燥熱の病邪や内熱虚火が
肺の津液を焼いた為に肺臓の陰津が不足し、
肺系に潤いがなくなる病理のことである。
肺は温められ潤っていることを必要とする。
ところが肺臓は燥熱の邪に損傷される事が多い。
これは外燥による病変である。
内熱虚火による肺陰の欠損は、
五臓の調和が乱れた為に起こることが多い。
内火が肺陰を焼くのである。
例として心火の亢進、胃火が上焦を燻蒸する、
腎中の相火が肺を焼くなどが考えられる。
いずれの場合も肺陰が焼失されてしまう。
その他に長期の咳のために津液が損傷させる、
吐き下して津液を消耗し胃液を枯渇させる、
房事過多のために腎水が枯渇させる、
などすれば虚熱が発生し肺陰を欠損する。

【臨床所見】
肺陰が不足すると肺は清粛機能を
果たすことができなくなり、
鼻や口、咽喉の乾燥、咽喉の痛み、
空咳などの症状が現れる。
そして陰が陽を制御できないので
潮熱、盗汗、頬が赤い、五心煩熱、
舌質紅、脈細数の症状が出る。
さらに熱が強まり絡を損傷すれば、
血を外に追い出すので喀血する。


参考文献:
『東洋医学概論』 医道の日本社
『針灸学 基礎編』  東洋学術出版
『中医病因病機学』  東洋学術出版

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

宮村

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