初詣(正月 大阪にて)
初詣(正月 大阪にて)

 下積み修行中の大原さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。


修行生の大原です。
お正月は地元の神社へ初詣に行きました。
神社にお参りするのは久しぶりで、
地元の懐かしい雰囲気や、
家族連れの賑わいを感じ、
正月らしさを満喫することができました。

さて、腰痛とは、腰部の疼痛を主症状とし、
腰の片側または両側にあらわれるものです。

腰痛を東洋医学的に考えると、
「腰は腎の府」であることから、
腰部の異変は腎気の弱りから
おこるものといえます。

その他に、腰の経絡血脈が風寒湿などの
邪気に侵されたり、気機が阻害されるなど、
様々な原因が考えられます。

以下、腰痛の主な病機について
まとめました。

腎虚腰痛
腎の精気が弱ると、腰と背筋に
栄養が行き渡らなくなる。
そのため腰に力が入らず、
手で押さえたりすると痛みが軽減する。

陽虚の場合は、手足の冷えや
下腹部の痛みなどを伴う。
治法は温補腎陽である。

陰虚の場合は、イライラや
手足のほてりなどを伴う。
治法は滋補腎陰である。

寒湿腰痛
寒湿邪が腰を襲い、経絡を詰まらせ、
寒邪の収縮性と湿邪の粘着・停滞性により、
冷痛と回転困難がおこる。
横たわると邪が一か所に溜まりやすく、
横になって休んでも痛みは治まらない。
治法は散寒行湿・温経通絡である。

湿熱腰痛
湿熱が腰一帯にあふれ、筋脈が弛緩し
経絡の気が通らないために、
腰にじわりとひろがる熱感を伴う痛みが現れる。
運動することで気の巡りがのびやかになって
湿の停滞が減少し、痛みが軽減することがある。
治法は清熱利湿・舒筋止痛である。

瘀血腰痛
瘀血が経脈の流れを妨げ、
気血がスムーズに流れないために
腰の一定部位に刺痛が生じ、
触れると痛みが増す。
治法は活血化瘀・理気止痛である。

以上のように、一口に「腰痛」と
言っても様々な原因があり、
その原因によって症状も若干異なります。

「腰を揉んでもなかなか治らない」
という方もいらっしゃると思いますが、
まずその痛みの原因をしっかり探ることが
大切なのだと思います。


参考文献:
『中医内科学』 東洋学術出版社
『中医弁証学』 東洋学術出版社
『基礎中医学』 燎原

*画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
ぜひ参考文献を読んでみて下さい。

大原

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