下積み修行中の小堀のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


ねこ
ねこ

こんにちは、小堀です。
昔から犬しか飼ったことがないのですが、
いつかねこと暮らしてみたいです。
人の家で勝手にくつろいでるこの子は野良猫だそうです。笑


今日は、足の太陰脾経の五行穴について書いていきます。

①隠白(井木穴)

【由来】:本穴は足にあることから「隠」といい、また赤白肉際にあることから「白」という。
このため隠白と命名されている。
【部位】:足の第1指、末節骨内側、爪甲角の近位内方1分。
爪甲内側縁の垂線と爪甲基底部の水平線の交点。
【取穴法】:仰臥、または座位で足を垂らして取る。
足の母指爪甲部の外縁と基底部にそれぞれ線を引き、その交点に取る。

臨床応用:
⑴崩漏

②大都(滎火穴)
【由来】:もともと都は大きな城という意味である。
この部位の肌肉が大きく盛り上がっているため、大都と名付けられた。
【部位】:足の第1指、第1中足指節関節の遠位陥凹部、赤白肉際。
【取穴法】:仰臥、または座位で足を垂らして取る。
足の内側縁で、第1中足指節関節の前縁陥凹、赤白肉際のところに取る。

臨床応用:
⑴脾の熱

③太白(兪土穴)
【由来】:これは星の名前で、金星のことである。
脾は土に属し金を生じることから、太白と命名されている。
【部位】:足内側、第1中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際。
【取穴法】:座位あるいは足を垂らして取る。第1中足指節関節の後縁、陥凹中に取る。

臨床応用:
⑴泄瀉
・脾胃虚弱による泄瀉
・脾陽不振による泄瀉
・脾腎陽虚による泄瀉
・肝木乗脾による泄瀉

⑵痢疾
・脾腎陽虚、運化失調、関門不固による虚寒痢
・脾陽虚弱、正虚邪恋による休息痢

④商丘(経金穴)
【由来】:「商」は二十八宿の1つの心宿である。
「丘」は小さな丘のように隆起した内果の下にあるということを指している。
本穴と外果の下にあって、からすき星の象徴がある僕参とは相対している。
【部位】:足内側、内果の前下方、舟状骨粗面と内果尖の中央陥凹部。
【取穴法】:仰臥、または座位で足を垂らして取る。
内果前縁の直線と内果下縁の横の線の交点に取る。

⑤陰陵泉(合水穴)

【由来】:膝の内側を「陰」といい、脛骨の内側顆の高い突起は「陵」のようであり、
顆下の陥凹は「泉」のようであることから、陰陵泉と名付けられた。
【部位】:下腿内側、脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部。
【取穴法】:座位で膝を屈曲させ、仰臥位で取る。
膝の内側で、脛骨内側顆の下縁で脛骨粗面下縁と並ぶところに取る。

臨床応用:

⑴頭痛・眩暈
⑵嘔吐


参考文献:
『臨床経穴学』東洋学術出版社
『新版 経絡経穴概論』医道の日本社
『鍼灸学(経穴編)』東洋学術出版社
『経穴解説』メディカルユーコン

※画像や文献に関して、
ご興味がおありの方は 是非参考文献を読んでみて下さい。

小堀

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