2013/01/20(3診目)
2013/01/20(3診目)No.26

大阪府豊中市在住のM.Yさん

【主訴】胃の痛み/冷え性/腰痛/両手親指のつけ根を手術

【既往歴】腎蔵尿件結石/脱腸手術/左親指バネ指で手術/白内障手術

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独特の下焦の虚感があった。

いわゆる腎の虚や大腸のキ損ではなく、
違和感のある大きな穴。
生気と邪気の戦があってどくとくの生命の予感を残しながら
虚が進行していくのがよくある流れであるが
そのような生気と邪気の名残を否定するかのような拒絶した穴。
場所は通常、お血が留まるような場所。
切経における腎気の虚はあまりなく、
独特の場所にに独特の表現を残す。
腹部においてそれを感じる。
聞けば、若い時分より腎結石が出来やすく、
その際の手術痕をもとに空間的に
気の偏在を生み、そこに独特の穴(あな)を形成した(いわゆる虚とは異なる)
そこに邪を留め、オ滞し、
諸症状を引き起こしていると診ている。
少し特異な病院病理だったので書いておいた。

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