観相の大要
一、
 人の相を見る時は、まず落ち着いてゆったりと座り、
 姿勢を正して七息する。
 また心を気海にこもらせ、一旦六根を遠ざける。
 そうして後にはじめて心に六根をゆるして相を見ることができるのである。
         『南北相法』より

          


六根を遠ざけるとはあらゆる感覚と意識を遠ざけることで、
相を見る間は鳥のなく声も聞こえず風の音も聞こえず
何も考えない状態をさしていうのだそうです。
元祖・聖徳太子 中祖・水野南北居子著 とあります。
聖徳太子!! ホンマかいな!!!
まぁしかし、
まさにその通り、
見るとは見るともなく見るのだと常日頃感じています。
これは気色を観るのに非常に大事だと思います!
鍼灸師は病を診るのに、まず人を観ます。
そのときに顔や躯体の形や色、艶、あるいは生気のあるなしを
観て五臓六腑の盛衰を判断しなければなりませんが、
このように太極的に観ることが要になります。
見ようとすればするほど全体が見えなくなります。
木を見て森を見ず。
六根から一度遠ざけてのちに六根をゆるすという表現が
大変素晴らしいです!!
医学のみならず、社会も、政治もみんな視野が狭くなっていると
感じます。
今日紹介したようなことを説ける人がどれだけいるでしょうか。
良い言葉に出会ったので紹介いたしました。
南北相法 凡例というところで、これまたすごいことが
書かれているので後に紹介いたします
(気が向けば、ということにしておきます)

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