どうも、新川です。

こちらのブログでも何度か記載させて頂いている
『診病奇侅』
多くの医家の腹診法を取りまとめたのが
多紀元堅(1795〜1857)であります。

・多紀家
多紀元堅は
江戸医学館総裁の多紀元簡(1755〜1810)の五男として生を受けます。
江戸医学館については、
多紀元孝(元堅の曽祖父)が医師の教育を通じて民衆救済となるように、
立ち上げた私塾・躋寿館がもとになっており、
その後幕府の医師養成・研究機関として「江戸医学館」となります。

元孝 – 元徳 – 元簡 – 元堅

・考証学
清朝において主流をなした考証学。
考証学とは、
文献・資料を収集し、それらをもとに分析・研究する学問であり、
それまで曖昧にされていた理論などに対して
主観的→客観的に見解するものであります。
それらは後に日本にも影響を及ぼし、
医学・医療の分野にも波及することになります・・

続く

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