<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

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来院される皆様に関係する内容となりますのでご確認下さい
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以前に「日本の医療」の始まり。
という記事を書き、
その中で
日本の医療は
神話から始まった。
ただ現実は
鬼道によって
病と対峙していたと書きました。

鬼道を用いていた人物は
各国の首長(代表的なのは卑弥呼)でありますが、
これは
『三国志』の中の魏書(魏志倭人伝と教わりましたね)に
書き残されていたものであり、
年代としては200年代、
中国であれば後漢から三国時代で、
既にこの時代には
東洋医学の経典と位置づけられる
『素問』『霊枢』は書かれております。
鬼道で医療を行っていた日本と、
文明が発達し、
医学として病と対峙していた中国との差は
非常に大きいと思います。

ただ、
日本の医療は本当に鬼道に頼っていたのか。
もしかしたら
医学までならなくとも、
なにか悪い箇所は切ったりしていないか。
動物や植物を食べていたであろうから、
そこから薬となるもの採取して、
それを塗ったり、
飲んだりしていて、
ある程度の経験方があった可能性はないのか。
と疑問
に思うわけです。
でもこれを裏付ける証拠がない。
それは何故か。
当時の日本(倭)には文字がなく、
中国のような木簡、帛書が残っていないためです。

となれば、
やはり中国の歴史書の記録、
そして漢字の広まった古墳時代頃の
記録から推測するしかないのでしょうか。。。




<続く>

下野

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