<当院でのコロナウイルス対策のご案内>
当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の

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孫思邈の書『千金方』は
医の倫理に始まり、各論と続くのですが、
他の医書と異なり
各論が傷寒・風病等 皆が罹る疾患ではなく、
婦人科より始まります。

これは当時としては特殊であったとされ、
原南陽先生は
「天地陰陽之道
生育ヲ以テ大ナリトス
故二産婦ノ治法ヲ知ルヲ専要トスベシ
孫思邈千金方二婦人科ヲ始メニ設タルハ
此意ナリ」
と『叢桂亭医事小言 巻之一』に記しております。

確かにそうだと思いますが、
当時の御医は
王族の治療は勿論ですが、
何よりも王家の繁栄が重要であったと考えられ、
且つ やはり男子(世継ぎ)の誕生は
特に重要視されていたと思われます。

そうなれば、
やはり妊娠・出産に関する
婦人科というものは重要なものであったが故に、
トップに持ってきたのであろうと想像します。

実際はどうだったのでしょうか。。。

アイキャッチ画像は
『(元板翻刻)千金方 30巻序目1巻』(京都大学附属図書館所蔵)です。

下野

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