下積み修行中の王くんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。


こんにちは、王です。

前回に続いてホルモンについて解説していきます。
今回もホルモンの主な作用について書いていきます。

1)精巣

精巣は多数の精細管からなります。精細管の間を埋める
間質にある間質細胞(ライジッヒ細胞)からテストステロン
生成・分泌されます。精細管には分裂増殖して精子となる
精粗細胞と、精細胞に栄養を与えるセルトリ細胞があります。

テストステロンは、
❶セルトリ細胞に作用して精子形成を促進する。
❷男性内生殖器(前立腺,精嚢)の発育を促進し、昨日を維持する。
❸男性の第2次性徴の発現(外生殖器の発育,体毛の成長,甲状軟骨の突出,
声変わりなど)を促す。
❹筋肉および骨基質のタンパク質合成を促進する。(タンパク同化作用)
❺性欲を亢進させる。

2)卵巣

女性ホルモンは卵巣で合成されるホルモンであり、卵胞ホルモン(エストロジェン),
黄体ホルモン(プロジェステロン)などがある。 いずれもコレステロールをもとにして
作られるステロイドホルモンです。
卵巣は皮質と髄質からなります。皮質には卵胞(原始卵胞,グラーフ卵胞など)、
黄体などがあります。卵胞からは卵胞ホルモン、黄体からは黄体ホルモンが
それぞれ分泌されます。髄質は血管組織で占められます。
卵胞(卵細胞とそれを取り囲む細胞よりなる)は原始卵胞,グラーフ卵胞の順に
発育します。グラーフ卵胞は、十分に成熟すると破裂して、卵子(卵細胞)を
放出します(排卵)。排卵後、卵胞は黄体となります。卵子が受精すると
黄体は妊娠黄体となり、出産まで維持されるが、受精しなければ黄体はやがて
退化して白体となります。

(1) 卵胞ホルモン(エストロジェン)

卵胞ホルモンを総称してエストロジェンといい、エストラジオール,エストロン
およびエストリオールの3種がその代表的なものです。生理作用はエストラジオール,
エストロン,エストリオールの順に強くなります。

エストロジェンは、
❶卵胞の発育を促す。
❷卵管運動を高め、卵子の子宮腔への輸送を助ける。
❸子宮内膜(粘膜)と膣上皮の増殖を促す。
❹乳腺の発育を促進する。
❺女性の第二次性徴の発現(乳房の発達,骨格の女性化,皮下脂肪の沈着など)を促す。
❻性欲を亢進させる。

(2) 黄体ホルモン(プロジェステロン)

黄体ホルモンの主なものはプロジェステロンです。
プロジェステロンは、
❶受精卵の着床を容易にし、妊娠を維持する作用を持つ(子宮内膜の腺分泌亢進)。
❷乳腺の発育を促す。
❸排卵を抑制する。
❹体温上昇作用を持つ。


参考文献:『生理学』 (医歯薬出版株式会社)

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみてあげて下さい。

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