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こんにちは盧です。

ふと鍼灸師は職人だよねということを
言われまして、それもそうかなと
思ったことがありました。

職人の世界と言えば
丁稚奉公・師匠と弟子・徒弟制度
などが思い浮かぶところです。

それにしても徒弟制度とは
どのような制度なのでしょうか
まずは辞書を引いてみましょう。

【徒弟】親方の家に住み込んで商工業の技術を見習う少年。丁稚。小僧。
(大辞泉より)

「なんで少年だけやねん」
「少女はあかんのか」と
つっこみが入りそうなとこですが
話が逸れるのでひとまず脇へ

とりあえず住み込みで働くしくみが
徒弟のキモだそうですね。
調べた中では
経済学での考え方がスッと入ってきたのでご紹介
まず経済学的に見れば人的資本には2種類あるようです。
(ここで人的資本とは能力のある人々や組織など
人が商品を提供する能力を指すのでしょう)

・一般的人的資本
読み書きそろばん、外国語など
応用範囲の非常に広い能力

・特殊的人的資本
一部の特殊な職業や場面で力を発揮する能力
マス教育が難しい。

ここには先人の知恵とでも言いましょうか
特殊的人的資本(特殊な能力)はマス教育が難しいので
自然と徒弟制度がとても効果的なようです。

そういう意味では
鍼灸師や商工業の仕事に限らず
多くの仕事で徒弟という仕組みが
残っているのではないでしょうか?
(大学の先生なんかも〜先生の弟子です
なんて話をよく聞くものです)

一鍼堂置物シリーズ
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2 コメント

  1. と、言いながら
    キミが周囲に築いている関係も
    まさに徒弟制度に他ならない。
    何を教育というのかと等しく
    徒弟制度にも様々な形がある。

    • はい
      改めて調べてみて自分が
      この仕組みの枠の中にいるのだと
      実感しました。

      すこし引いてものをみることが
      出来たように思います。

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