下積み修行中の紅露くんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。


こんにちは紅露です。

今年の夏も期間こそ例年に比べて短いですが、
猛暑日が続きました。
この目に見えない身体への影響は必ず
季節の変わり目の今月に表れてきますので、
食生活・睡眠等、生活習慣には十分お気をつけ下さい。

今日は治療時にまず自分の頭で
整理すべき八綱弁証について、
症状を省いた最低限かつ端的な内容を
理解していきたいと思います。


①表証(外感病初期)

六淫の邪(風・寒・暑・湿・燥・火(熱))が人体を侵襲

②裏証(人体深部(臓腑・気血・骨髄))の病変を反映

◉外感病
・表邪が裏に侵入
・外邪が直接臓腑を侵襲ー『直中』
◉内傷病
・ストレス、飲食の不節制、肉体疲労

③寒証(人体の機能低下)

◉外感病  寒邪を感受 実寒証
◉内傷病  久病(慢性病)で陽気損傷 虚寒証

④熱証(人体の機能亢進)

◉外感病
・陽熱の邪を感受⇨臓腑機能亢進 実熱証
◉内傷病
・ストレス⇨危機鬱滞
・飲食不節制→食積停留
☞熱と化す 実熱証
・房室過度・疲労⇨腎精消耗
・久病⇨陰液消耗
☞陰虚内熱 虚熱証

寒証と熱証の関係

挾雑

・上部の熱証と下部の寒証が同時に存在
(例)夏は暑邪に犯され熱証を生じやすいが、
同時にまた冷たいものを過食するため、
脾胃の陽気を損傷して、寒証を生じる事が多い。


・上部の寒証と下部の熱証が同時に存在

表寒裏熱
・もともと裏熱証があるところへ、新たに風寒の邪を感受する。
表寒証が取り除かれないうちに、邪が裏に入りに化す。

表熱裏寒
・もともと裏寒証があるところへ、風熱の邪を感受する。
表熱証が取り除かれないうちに、誤治により陽気を損傷する。

転化
寒証熱証に転化(寒証は消失⇨正気充実)
・治療の期を逸したため、寒邪が裏に入りに化す。
・治療が不適当。例えば、温燥の薬物を過量に服用した場合等

熱症寒証に転化(熱証は消失⇨正気衰退)
邪気が極めて盛んな為正気を損傷し、人体の機能低下を生じる。
・治療が不適当な為に陽気を損傷する。

※寒証と熱証の相互転化は、
正気と邪気の力関係によって決定される。

真仮
急病が進展して重篤な状態に達すると、
疾病の本質とは異なる仮象が出現する。

真熱仮寒陽盛格陰
内熱が極まると、陽気が内に閉じ込められて
四肢末端に到達出来ない為、仮寒証が出現する。
(例)手足が冷たい(仮寒)・・胸腹部は熱く、悪熱する(真熱)
脈・沈(仮寒)・・脈沈かつ数で力強い(真熱)

真寒仮熱陰盛格陽
体内で陰寒が盛んになると、微弱な陽気が
外に追いやられる為、仮熱証が出現する。
(例)身熱(仮熱)・・衣服や布団を重ねたがる(真寒)
口渇(仮熱)・・熱い物を飲みたがり飲んでも少量(真寒)

※鑑別ポイント
・裏証、舌証、脈象を根拠にする。
脈象は沈取したときに有力か無力かが決め手。
・仮象は四肢、体表、顔色に現われる。
・真熱仮寒は急性熱病の中期、極期、
真寒仮熱は慢性病の末期に出現する事が多い。


参考文献:
『中医診断学ノート』 東洋学術出版社

紅露

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