<討論会・座談会の開催お知らせ>
学生さんや鍼灸師を目指す方、
お待ちしてます!!!

【対象者】学生、この業界を目指す方
(※免許を取得し鍼灸師になった方は今回はご遠慮頂いております)

【日時】2017/03/05(日) 15:00~18:00

【費用】一人3,000円

詳しくはこちらの記事をご参照ください。
https://www.1sshindo.com/blog/zenith13539/


 

こんにちは、新川です。

先日、武経七書
の記事を掲載しましたが、
実際にそれぞれの兵法がどのようなものか見ていきます。

まずは武経七書の中でも
よく知られている孫子からです。

孫子は十三篇の章から成り立っており、
その第一は【始計】です。


【始計】

孫子曰、兵者国之大事、死生之地、存亡之道。不可不察也。
孫子曰く、兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道なり。察せざるべからず。

兵法の書である『孫子』の第一の文章が、
「戦争は人民の生死、国家の存亡に関わる重大事である。」
と説いています。
戦争はやむなく用いる手段なのであって、
出来れば回避するように仕向けるべきという発想です。

「老子」には、
「兵は不祥の器」 ※不祥とは・・不吉であること
といい、
「史記」には、
武将の范蠡はんれい
挙兵しようとする君主に対して
「兵は凶器」と語ったと綴られています。

万が一、戦を始めるにせよ、
慎重細心な検討を行うべしとあります。

続く


参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

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