手作りのカルテ棚が完成しました!
手作りのカルテ棚が完成しました!

こんにちは、大原です。
前々回のブログの記事で、
作りかけのカルテ棚の写真を掲載しましたが、
先日その棚がようやく完成しました!
手作りとあって、一から設計したものが
形になっていく面白さは、
既製品の棚の組み立てでは
得られないものですね!
(大変でしたが・・・。)

さて、前回の記事(絡穴の場所 その1)では、
霊枢経脈篇(第10)では
経脈と絡脈に関して、
『経脈とは基本的に目には見えず、
見えるのは絡脈である』
記されていることを述べました。

では、絡脈は、どのように見えると
記されているのでしょうか。

<霊枢経脈篇より 絡脈の見え方について>

凡診絡脈、脈色青、則寒且痛。
(絡脈の色が青いのは、寒邪があって痛みがある。)

赤則有熱。
(赤いのは、熱邪がある。)

胃中寒、手魚之絡多青矣。
(胃中に寒邪があれば、手の魚際のところが青くなる。)

胃中有熱、魚際絡赤。
(胃中に熱邪があれば、魚際が赤くなる。)

其暴黒者、留久痺也。
(絡脈がはっきりと黒いのは、久しく留まった痺証である。)

其有赤、有黒、有青者、寒熱気也。
(絡脈が赤や黒、青を兼ねているのは、寒熱(錯雑)の気である。)

其青短者、少気也。
(絡脈が青で小さいものは、気虚である。)

凡刺寒熱者、皆多血絡、必間日而一取之、血尽而止、乃調其虚実。
(寒熱に対しては、血絡を多く刺し、
必ず一日おきに一回刺して、
血を尽くして(悪血を瀉し尽くして)止め、

病状の虚実を調える。)

其小而短者少気、甚者写之則悶、悶甚則仆、不得言。
(絡脈が小さく短いときは気虚であり、
気虚が甚だしい場合に瀉法を行うと悶え、

悶えが甚だしい場合には倒れてしまい、
話すことができなくなる。)

悶則急坐之也。
(悶える場合は急いで座らせるべきである。(救急処置を行うべきである。))

霊枢経脈篇は、この後、各経脈ごとの
絡脈や絡穴の場所について記されていきます。
前回の記事の、列缺穴についての記述も
このすぐ後になります。

絡穴の記載の出てくる順番としては、

・列缺(手太陰肺経)
・通里(手少陰心経)
・内関(手厥陰心包経)

・支正(手太陽小腸経)
・偏歴(手陽明大腸経)
・外関(手少陽三焦経)

と、手の三陰三陽に続き、
そして

・飛陽(足太陽膀胱経)
・光明(足少陽胆経)
・豊隆(足陽明胃経)

・公孫(足太陰脾経)
・大鐘(足少陰腎経)
・蠡溝(足厥陰肝経)

と、足の三陰三陽が記され、さらに

・尾翳(任脈)
・長強(督脈)
・大包(足太陰脾経の大絡)

まで、合計十五の絡脈・絡穴について記述されます。

肺経の列缺穴から始まるので、
流注の順番に絡穴が記されていると思いきや、そうでもないですね。
この順番に何か法則があるのでしょうか?

また、「尾翳」穴とは?
そして、なぜ脾経には絡穴が二つあるのでしょう?

続きます。

 


参考文献:

『黄帝内経 霊枢』 東洋学術出版社
『新版 経絡経穴概論』 医道の日本社

*画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
ぜひ参考文献を読んでみて下さい。

大原

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