こんにちは!北野です!

先日再放送のテレビを見ていて
青森のりんご農家の木村秋則さんという方が特集されていました。
日本の気候ではりんごを無農薬、無肥料で
作ることは不可能と言われていたみたいですが
木村さんは長い年月をかけ自然の研究を重ねられて
見事りんごを無農薬、無肥料での栽培を成功されました。
今日はそこで感じた事を書いていきたいと思います。

木村さんは
「りんごは育てない。手助けするだけ」
と言われていました。
木村さんの畑では、あえて雑草を伸び放題にしていました。
畑をできるだけ自然の状態に近づけることで、
そこに豊かな生態系が生まれると考えていました。
そして害虫を食べる益虫も繁殖することで、
害虫の被害は大きくならず、
さらに葉の表面にもさまざまな菌が生息することで、
病気の発生も抑えられると説明されていました。
害虫の卵が増えすぎたと見れば手で取り、
病気のまん延を防ぐためには酢を散布したりします。
自分の目が農薬になり肥料にもなるんだと仰っていて、
りんごを人工的に育てるのではなく
りんごが本来持っている生命力を
引き出してあげるだけと説明されていました。

人間の身体もりんごの木と同じで
人工的に作られた物はではなく、
本来持ってる生命力や治癒力があり、
それをいかに鍼灸師として引き出すかが大事なんだなと
改めて自然の偉大さと生命の力強さを感じました。

北野

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