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「交友と同じく食する時、
美饌にむかへば食過やすし。
飲食十分に満足するは禍の基なり。
花は半開に見、酒は微酔にのむといへるが如くすべし。
興に乗じて戒めを忘るべからず。
慾を恣にすれば禍となる。
楽の極まりは悲しみの基なり。」

貝原 益軒『養生訓』より

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下野です。
本日は『養生訓』から
友人との飲食に関しての記事になります。

では冒頭文を現代語訳してみますと、
「友人と一緒に食事をし
ごちそうに向かうと食べ過ぎやすい。
飲み食いで十分満足してしまうのは、
災いの元である。
『花は半開に見、酒は微酔に飲む』のが良い。
興に乗じて戒めを忘れてはならぬ。
欲をほしいままにすると災いとなる。
楽しみの極みは、悲しみの元となる。」
となります。

”友人との飲食”となっていますが、
言い換えれば「食べ過ぎ、飲みすぎ注意!」と
いった内容ですかね。
私の推測ですが、
おそらく「友人との」と入れた理由に、
やはり気を許す仲間と楽しめば、
ついつい養生を忘れてハメを外してしまう
人々への注意点ではないかと思います。

私もそうですが、
やはり友人といると
普段飲まないお酒を飲んでしまい、
案の定 翌日にしっぺ返しを食らいます。
そうなると「気をつけないと!」という気持ちになりますが、
結局皆で飲むと忘れてしまう、
また飲んでしまうの悪循環です(^_^;
私も冒頭の文、肝に銘じます。

ちなみに、本文中に出てくる
『花は半開に看、酒は微酔に飲む』
の一文は『菜根譚』の有名な言葉であります。
もしご興味のある方は
そちらも見て頂ければと思います。

おめでたいときも勿論注意
おめでたいときも勿論注意

 


<参考文献>
『養生訓』 貝原守一博士校訂本
『口語 養生訓』 日本評論社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

下野

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