下積み修行中の小堀のお勉強記事です。
勉強中でまだまだ至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


夏の夜空・・ではなく銀粉です
夏の夜空・・ではなく銀粉です

小堀です。
今回は、絡脈の病症を学んで参ります。

 

手の太陰肺経『中医学の基礎』より
手の太陰肺経『中医学の基礎』より

手太陰之別、名曰列缺。
起于腕上分間、並太陰之経直入掌中、散入于魚際。
其病実則手鋭掌熱。虚則欠㰦、小便遺數。
取之去腕一半寸。別走陽明也。

≪提要≫
手の太陰肺経の別絡は列缺に起こり、
経脈に平行して掌中に入り、魚際に分散する。
実する時は掌の上のほうが熱して熱くなり
正気が虚した時は大きく息を吸って補おうとするため、
あくびや背伸びをしたり、小便の回数が増減する。
手の陽明大腸経に連絡する。

 

手の少陰心経『中医学の基礎』より
手の少陰心経『中医学の基礎』より

手少陰之別、名曰通里。
去腕一寸半、別而上行、循経入于心中、繋舌本、属目系。
其実則支膈。虚則不能言。取之掌後一寸。別走太陽也。

手の少陰心経の別絡は、通里という。
手関節より一寸上のところから起こり、
心中に入り、舌本にかかり、目系に連絡する。
実する時は心下や隔のあたりが痞えるようになる。
虚する時は話しづらくなる。
手の太陽小腸経に連絡する。

 

手の厥陰心包経『中医学の基礎』より
手の厥陰心包経『中医学の基礎』より

手心主之別、名曰内関。去腕二寸、出于両筋之間、別走少陽。
循経以上、繋于心包、絡心系。
実則心痛。虚則為頭強。取之両筋間也。

手の厥陰心包経の別絡は、内関という。
手関節上方二寸の両筋の間に起こり、
心経をまとっていく。
別れて手の少陽三焦経に走る。
実した時は心痛が多く、
正気が虚すと(経別の流中から)頚が強張る。

 

手の太陽小腸経『中医学の基礎』より
手の太陽小腸経『中医学の基礎』より

手太陽之別、名曰支正。上腕五寸、内注少陰。
其別者、上走肘、絡肩髃。実則節弛肘廃。
虚則生肬、小者如指痂疥。取之所別也。

手の太陽小腸経は支正に起こる。
手関節上行五寸から、内に向かって手の少陰心経に注ぐ。
上行して肘を過ぎ、肩髃穴に結ばれる。
実した時は関節が弛緩し、肘関節は萎えて運動できなくなる。
虚した時は気血が巡らず疣(いぼ)を生じ、
軽ければ痂疥となる。

痂疥:疥癬虫による伝染病の皮膚病。
指の股等、皮膚がひだ状になってるところによくみられる。

手の陽明大腸経『中医学の基礎』より
手の陽明大腸経『中医学の基礎』より

手陽明之別、名曰偏歴。去腕三寸、別入太陰。
其別者、上循臂、乗肩髃、上曲頬偏歯。
其別者、入耳合于宗脉。
実則齲聾。虚則歯寒痺隔。取之所別也。

手の陽明の別絡は、手関節の上三寸のところ
偏歴から起こり、別れて手の太陰肺経に入る。
絡脈は上行して肩髃に上り、さらに頚を過ぎて
大迎穴・頬車穴あたり、歯根の片側をまとう。
別の絡脈は、上って耳の中に入り、諸々の陽経の脈と合する。
実した時は虫歯や耳聾となる。
虚した時は歯が冷えたり、胸から腹にかけて痞える。


参考文献:
『現代語訳黄帝内経霊枢』
『中医学の基礎』
『中医基本用語辞典』東洋学術出版社
『鍼灸医学体系⑮』雄渾社
『臓腑経絡学』アルテミシア

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

小堀

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