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今日も一日、鍼灸師としての誇りの為に、病治しの為に、
そして心の半分は東北を想ってがんばります!!

一鍼堂一同


【生気通天論篇 第三】③

これまでの記事
素問を読む:其ノ三①
素問を読む:其ノ三②

今回は

陽気の風邪による変調
陰陽の調和
陰精と飲食

について


陽気の風邪による変調

「故風者、百病之始也。」
→風邪は色々な疾病を引き起こす原因である
陽気がしっかりしていれば、
風邪の侵入を防ぐことが出来る。

そのためには、
「此因時之序也」
→四季の気候の順序を循守し、
適応の方法に注意することである。

陽気の働きは以下のものである。
「精則養神、柔則養筋」
→精微を変化生成することで、神を養うことができ、
おだやかな気で、筋を養うことができる。


陽気の失調が起きると、
▲大僂(ダイロウ)
身体がうつむき曲がること。
寒気によって陽気が傷られ、筋絡が温められないと発症する。
▲漏(瘻)
体表部に深い瘡口があり、
そこから膿が持続的に流出する病証。
寒気が血脈に入り、渋滞すると発症する。
▲恐懼、驚駭
物事に対しておそれおののく精神状態。
寒気が経穴から臓腑に侵入すると発症する。
▲癰腫
癰とは、邪気が滞って経脈気血を塞ぎ、
局部に腐乱・化膿などの変化が現れる疾患の総称である。
寒気が経脈に侵入し営気が肌肉中に逆流することで発症する。
▲風瘧
瘧(瘧疾)とは、瘧邪を感受することによって引き起こされる病証で、
悪寒戦慄・高熱・汗が出る・定期的に発作を起こすなど症状と特徴とする。
風瘧とは、夏季に風を受け、さらに瘧邪を感受することによって起こる。
症状として、煩燥・頭痛・冷気をおそれる
自汗・最初に発熱し後に冷える などある。


陰陽の調和

話しが陽気の重要性に偏っているが、
陽気だけが溌剌(ハツラツ)としていればよいわけでは決してない。
陽気とともに陰気がともに調和することが重要となる。

もし調和がとれなければ、
「両者不和、若春無秋、若冬無夏。」
→ちょうど一年のうちに春の日だけがあって秋の日がなく
冬の日だけで夏の日がないのと同じようになってしまう。


陰精と飲食

では、陰精はどのようにして
養っていけばよいのか?

「陰之所生、本在五味。」
→陰精が生み出される源は飲食の五味にあり。

きちんと食事を摂っていれば問題ない。

しかし、
「陰之五宮、傷在五味」
→精を収蔵する五臓は、
逆にまた飲食の五味の超過によって損傷する。

新川


参考文献:『黄帝内経素問 上巻—現代語訳』
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版

『鍼灸治療 内経気象学入門—現代に甦る黄帝内経による気象医学』 緑書房

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