ここ数ヶ月、
意識的に遠ざけて一切使わなかった三里穴。
どういうわけかものすごく、主張するので、
禁を解き、使ってみる。
なんという包容力。
僕の考察と感覚の大部分を包み込みやがった。
三里、三里、三里、三里、三里。
ああ三里。
優しい彼との関わりを楽しんで身を任せた。
経穴には人格があると、
しみじみと思うのである。

今日は構造式で使う炭素のCの記号から、
生える4本の足のように、
それらの中心に彼がいた。

きっと炭素にも人格と霊性があるのだろう。

  鍼師 林

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